続いて、実際のゲームでのフレームレートも確認していく。
まず、「レインボーシックス シージ」のゲーム内ベンチマークモードをチェックしよう。画質プリセットを“最高”とした上で、フルHD、WQHD、4Kの3種類の解像度で平均fpsと最小fpsを計測した。
同タイトルは対戦型FPSということもあり、ハイエンドGPUでは平均フレームレートが500fpsを超えることもある。グラフィックス面では非常に軽量なベンチマークでもある。
結果を見てみると、3DMarkのFire Strikeと同じく、フルHDではRadeon勢が優位に立った。しかし、解像度が上がるほどGeForce RTX 3080の優位性は高まり、4KではGeForce RTX 3080がRadeon RX 6800 XTに勝利する。
動作クロックの高さもあってか、軽量なタイトルにおけるフルHD/WQHDクラスの解像度では、Radeon RX 6000シリーズはフレームレートを稼ぎやすいということは1つの傾向として見えてくる。
DirectX 12を利用したAAA級の最新タイトル「ボーダーランズ 3」におけるフレームレートはどうだろうか。画質プリセットは最高の“バッドアス”とした上で、ゲーム内ベンチマークテストでフルHD、WQHD、4Kの3種類の解像度でフレームレートをチェックしてみよう。
このタイトルは比較的負荷が高い。それでも、全ての解像度でRadeon RX 6800 XTがGeForce RTX 3080を上回るフレームレートを記録した。Radeon RX 6800ですら、フルHDとWQHDでは2位に立っている。タイトルによってはAMD勢が強さを見せることが分かる。
なお、ボーダーランズ 3は後述するように、どの解像度でもSAMの影響が強めに出る。プレイ時にはSAMを有効化することをお勧めする。
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