1月11日(現地時間)、IntelはCES 2021においてオンラインの発表会を行った。第11世代のCore H35シリーズを始め、Pentium SilverやCeleron Nシリーズのプロセッサ発表に加え、第11世代CoreおよびEvo PlatformのvPro対応版を正式にリリースした。
さらに次世代プロセッサとなる「Alder Lake」のデスクトップ向けとなる「Alder Lake」の動作デモも実施した。
企業向けの管理機能や、セキュリティ機能といったビジネスシーンで役立つ機能をサポートしたIntelのvProプラットフォームだが、第10世代のIce Lake(開発コード名)では提供が見送られていた。最新の第11世代Coreでも2020年9月のリリース当初はなかったが、今回正式に投入された他、Intel EvoプラットフォームにもvPro版が加わった。
2021年第1四半期(1〜3月)に発表が予定されている第11世代Core S(開発コード名:Rocket Lake-S)に関しては、AI関連の新機能追加などが明らかにされたのみにとどまった。
一方で、同社が計画している次世代プロセッサ「Alder Lake」(開発コード名)の実動デモがお披露目された。Alder Lakeは高い性能と低消費電力を両立しており、2021年後半のリリースが予定されている。
同社 上級副社長 兼 クライアントコンピューティング事業本部 事業本部長 グレゴリー・ブライアント氏によれば、Windowsが動作する程度までは到達しているという。
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