キーボードには、オプティカルメカニカルスイッチを採用する。機械式のスイッチを押す動作で光を遮っているシャッターが開いてスイッチが入る仕組みで、通常のメカニカルキーボードに対して、反応は150倍速いという。キーストロークは約1.7mm、キートップには約0.15mmのくぼみを付けることで指を置きやすくしている。また、複数キーの同時押しを正確に認識できるNキーロールオーバーにも対応する。
試した限り、メカニカルキーボードとしては比較的軽い力でキーを押下でき、反発も強すぎず、ノートPCのキーボードに慣れている人でも負担なく使える印象だ。通常のメカニカルキーと同様、押下時にカチカチとした音はする。
英字配列でテンキーのレイアウトが変則的な点は注意が必要だ。特にテンキーは数字キーが一般的なレイアウトよりも1列上に配置されており、違和感が大きい。慣れるまでには少し時間が必要だろう。
本製品には「Keystone II」と呼ばれるハードウェアキーが付属している。接続はNFCを利用し、マグネットを内蔵して固定できるようになっている。
このキーの装着をトリガーとしてパフォーマンス設定を切り替えたり、指定したアプリを起動したりする他、キーを指したときだけ隠しパーティションが使えるシャドウドライブ、キーを外した時にウインドウを最小化したり、Windowsからログアウトするなどといった動作を割り当てることも可能だ。
また、背面のヒンジ奥部分の装飾カバー(Armor Cap)は着脱でき、標準で装着されているラバーグレイに加え、トランスルーセントブラック、メタリックシルバーと、2種類の交換用Armor Capが付属しており、気分に合わせて付け替えられる。
ヒンジ奥部分の装飾カバー(Armor Cap)は着脱が可能だ。標準のラバーグレイに加え、トランスルーセントブラック、メタリックシルバーと3種類が標準で付属している。写真ではメタリックシルバーを装着した続いて、ベンチマークテストで本機の性能を確認する。
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