IDC Japanは5月26日、2021年第1四半期のトラディショナルPC市場出荷実績値についての調査結果を発表した。
同調査では2021年第1四半期(1月〜3月)の国内トラディショナルPC市場は488万台と、2014年第1四半期(547万台)に次ぐ台数を記録。要因として、GIGAスクルール構想の拡張による需要増や、新型コロナウイルス感染症の感染リスク拡大による在宅勤務/オンライン学習向け需要が堅調だったことが背景にあるのではと考察している。
メーカー別では、レノボ/NEC/富士通グループが44.9%でトップシェアを獲得。以下2位は日本HPが15.2%、3位はデルが11.3%、4位はアップルが5.7%、5位はシャープ(ダイナブック)が5.6%となっている。
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