一体化スタンドで頑丈! プリンストンの4K対応モバイルディスプレイ「UP-M156T4K」を試す液晶ディスプレイの道(1/3 ページ)

» 2021年06月14日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 プリンストンから、4K(3840×2160ピクセル)表示に対応した15.6型のモバイルディスプレイ「UP-M156T4K」が登場した。USB Type-CとHDMIの両方式に対応し、タッチ操作にも対応するなど、全部入りと言っていいスペックだ。

 現在、モバイルディスプレイを選ぶにあたって、せっかくならば4K対応モデルを……と考える人は多いはずだが、実際に購入してみると電源回りがシビアだったり、タッチ操作に難があったりと、フルHD(1920×1080ピクセル)モデルに比べ、問題が発生する確率が高いのが現状だ。

 今回の製品は、そのあたりはどうなのか気になるところである。メーカーから機材を借用したので、レビューをお届けする。

UP-M156T4K プリンストンの15.6型モバイルディスプレイ「UP-M156T4K」。ボディーサイズは約356(幅)×228(奥行き)×6〜13(厚さ)mmだ

4K表示に対応しACアダプターも標準で付属

 まずは、スペックをざっとチェックしておこう。パネルサイズは15.6型で、画面解像度は4Kと大画面だ。視野角は水平/垂直ともに170度のIPS方式、グレア加工ゆえ画面はややギラつきが目立つ。

 コントラスト比は1000:1、最大規模は250ニト、応答速度は10ms、オーバードライブがオフだと25msとなっている。表示色は約1670万色で、最大リフレッシュレートは60Hz、HDRにも対応する。応答速度がそれほど速いわけではないが、スペックとしては全部入りと言っていい。さらに10点マルチタッチにも対応している。

 本製品の特徴の1つに、スタンドと一体型のボディーが挙げられる。金属製のヒンジで開閉する仕組みで、角度は無段階で調整でき、安定感はかなり高い。ほんのわずかに角度を変えるのも容易だ。縦置きにして使う場合は自前でスタンドを調達する必要はあるが、安定性と頑丈さは強みと言っていい。

UP-M156T4K ベゼルは段差のないタイプで、10点マルチタッチ操作に対応する。余談だが、同社の従来モデルと違って正面下部にロゴがないのですっきりとした見た目だ
UP-M156T4K スタンドはヒンジ式で、本体と一体化しており、取り外しはできない
UP-M156T4K 利用にあたっては背面に折りたたまれているスタンドを開く
UP-M156T4K 最も狭くした状態。開く角度は無段階で調整できる
UP-M156T4K スタンドは、最大で90度まで開くことができる。安定感は高く、ケーブルを引っ掛けて倒れてしまう恐れも少ない
UP-M156T4K ヒンジは金属製でかなり頑丈だ
UP-M156T4K スタンドを折りたたんだ状態を横から見たところ。このように段差ができてしまうのは致し方ないところだが、最薄部は約6mmとスリムだ

 ベゼル幅は、下部こそ実測で約20.5mmと厚みがやや目立つが、左右および上部は実測で約4.5mmと、極細と呼べるデザインになっている。ちなみに画面とベゼルの間には段差がなくフラットだ。

 重量は約982gと、15.6型のモバイルディスプレイとしてはかなり重いが、これはスタンドが一体化しているという事情によるものだ。ただし、その代わりにカバーやポーチなどの重量は含まれないので(パッケージにも付属しない)、持ち歩き時の総重量を比較する場合はそれらも考慮する必要がある。

 付属品は、USB Type-Cケーブル、USB Type-A→Type-Cケーブル、miniHDMIケーブルに加え、USB Type-Cポートに挿して使用する専用ACアダプターも付属している。4Kのディスプレイとなると消費電力が大きいことから、接続先のデバイスによっては補助給電が必要になることも考えられるので、このようなオプションになりがちなデバイスが標準で付属するのはありがたい。

UP-M156T4K ベゼル幅は、上および左右が実測で4.5mm程度と非常にスリムだ
UP-M156T4K ただし下部は約20.5mmとかなりの幅がある
UP-M156T4K 底面に1W×2のスピーカーを内蔵する。マニュアルには本体底面となっているが、実機を見る限りスタンド底面(左右のゴム脚の間)のように見える
UP-M156T4K 重量は実測で約995gと、15.6型としてはヘビー級だが、これはスタンド込みであることが理由だ
UP-M156T4K 付属品一式。3種のケーブルの他、ACアダプター、クリーニングクロスが用意される。ポーチやカバー類は付属しない
UP-M156T4K ACアダプターはUSB Type-Cポートに挿すタイプだ

 続いて、ノートPCに接続して利用してみよう。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年01月04日 更新
  1. 充電ストレスからの解放! 「Apple Watch Ultra 3」を選んだ理由と実機を使って分かったこと (2026年01月03日)
  2. 「35歳以下は節約しか知らない」 シャープが“野性味”を取り戻すために選んだ、オール日本人体制への回帰 (2026年01月01日)
  3. イヤフォン連携&文字起こし無料! 無線機能を省いて物理ボタン搭載の異色AIレコーダー「HiDock P1」実機レビュー (2026年01月04日)
  4. クルマは95%の時間停まっている――シャープが挑む「部屋になるEV」と、大阪・堺筋本町への本社移転が示す覚悟 (2026年01月02日)
  5. アイ・オー・データが「Amazon 初売り」に参加 ゲーミングディスプレイやスティックSSDなどがお買い得 (2026年01月03日)
  6. トラックボールの大定番がモデルチェンジ! 新「Expert Mouse TB800 EQ」(レッドボール)を試す (2025年12月29日)
  7. 家族4人で「XREAL One Pro」を使ってみた “推し活”からガチの格ゲーまで、視野角57度の魅力 (2025年12月30日)
  8. 現役情シスの2025年ベストバイ 外付けGPUボックスで脱・デスクトップ、そして“ZUNDAルーター” (2025年12月30日)
  9. 新しい年をいい音で始めよう――エージング用の音源セットもあるゼンハイザーのオーディオ機器がお得 (2026年01月03日)
  10. 光学ドライブをあきらめない! 2026年に向けた「手持ちパーツ流用」で安くPCを延命/自作ガイド (2025年12月31日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年