メモリ倍増の新型タブレット「Fire HD 10 Plus」を画面付きスマートスピーカーとして使ってみた山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/3 ページ)

» 2021年06月22日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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 整合性という点ではもう1つ、2020年のアップデートで追加された、スマートホームデバイスを効率的に操作するための画面「デバイスダッシュボード」が、Showモードがオンのままでは利用できないのも気になる。本製品をワイヤレス充電スタンドに立て掛けた状態でこの画面を呼び出すには、手動でShowモードをオフにし、そこから起動するという二度手間がかかる。

 おそらくこのデバイスダッシュボードは、Showモードでなくともスマートホームデバイスを簡単に操作できるのが売りのはずで、元よりShowモードで使うことは想定されていないはずだが、ユーザーからしてみると、モードを問わず共通のUIを使えた方が分かりやすいのは明白だ。このあたり、Amazon側がどのような使い分けを想定しているのかは、実際に使っていても意図が伝わってきにくい。

Fire HD 10 Show 「デバイスダッシュボード」は、Showモードをオフにしないと呼び出せない
Fire HD 10 Show 本来であれば、こうしてスタンドに立てた状態でデバイスダッシュボードを使いたいところなのだが、そのためにはShowモードをオフにしなくてはならず、逆に手間がかかる
Fire HD 10 Show Showモードがオンの状態でスマートホームデバイスをタッチで操作するには、Alexaアプリのおなじみの画面を呼び出さなくてはならない。モードによって見せ方が違うので逆に混乱する

8型と比べて広い置き場所を必要とすることに注意

 以上のように、操作の整合性が取れていない部分や、前述のワイヤレス充電スタンドの不具合と思しき挙動は気になるが、タブレットとスマートスピーカーをまとめてそろえられる、便利なデバイスであることに変わりはない。今回のFire HD 10 Plusは、従来モデルに比べてメモリ容量が増えつつも実売価格は2万円以下をキープしており、そうした意味でもお得だ。

 今回試した限りでは、従来の8型モデルであるFire HD 8 Plusとは、画面サイズやメモリ容量以外の目立った違いはないようだ(CPUはFire HD 8 Plusが2.0GHzクアッドコアに対して、Fire HD 10 Plusは2.0GHzのオクタコア)。そのため、大画面が必要であれば本製品を、コンパクトさ優先ならFire HD 8 Plusを選ぶことになる。本製品は画面サイズが大きいぶん設置スペースも取るので(実測で幅が約25×奥行きも16cmは必要だ)、置き場所に困りそうなら、従来のFire HD 8 Plusを選ぶのも手だろう。

Fire HD 10 Show 左が本製品、右がFire HD 8 Plusと専用ワイヤレス充電スタンド。仕組みは全く同じだが、製造元が違うためか、近くで見ると異なるファブリック素材が使われているなどの違いがある
Fire HD 10 Show 横から見たところ。構造はほぼ同じで、角度を変えられないことも共通だ
Fire HD 10 Show スタンドは縦置きでの充電にも対応している。Showモードこそ利用できないが、使い方によっては重宝しそうだ
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