グラフィックスカードや大容量HDD/SSDの在庫が回復傾向にある中で、ここ最近「売り切れ」の札が目立っているのがCPUの第11世代Core i5だ。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE点は「ここ2週間くらいモノがなくなっていますね。マザーボードベンダー各社が夏の自作キャンペーンを打つタイミングで、ボリュームゾーンのCore i5が選べない。なかなか痛いですよ」とこぼす。
他店でも同様の傾向が見られ、Core i9とCore i5の多くのラインアップを切らしている風景をよく見かけた。ドスパラ秋葉原本店も「i7はあるんですが、第11世代のi5は全部“在庫確認商品”になっていますね」という。
2万円弱から4万円弱で買えるCore i5はIntel勢でも人気が高く、痛手に感じるショップが多いようだ。ある店員さんは「Ryzen 5000の在庫がようやく5月に回復したと思ったらコレですよ。売れ筋に穴が開くのは本当に勘弁してほしいです」と嘆く。また、「Intelさん、意識がもう次の世代にいっちゃっているの? と思ってしまいますよ」というあきれ声も聞こえてきた。
第11世代Core iシリーズが登場してまだ3カ月と少しだが、確かに次世代のウワサも流れるようになっている。今後の供給状況に注目したい。
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