プロナビ

ワンランク上のテレワークにぴったり! 13.4型「XPS 13」と4Kカメラを試してみた(3/5 ページ)

» 2021年08月31日 12時00分 公開
[作倉瑞歩ITmedia]

各種ベンチマークテストで実力を知る

 ここからは、さまざまなベンチマークテストを実施した結果について見ていこう。

 CrystalDiskInfoでストレージを確認したところ、評価機にはキオクシアの「KXG60ZNV1T02」が搭載されていた。このSSDはPCIe Gen 3 x4に対応しており、理論値のシーケンシャル読み出し速度は最大で毎秒3180MBだ。CrystalDiskMarkを実施した結果は毎秒3290.61MBなので、スペック以上の速度を得られている。

XPS 13 CrystalDiskInfoの結果
XPS 13 CrystalDiskMarkのテスト結果

 続いて、PCのベンチマークテストとしては定番である「PCMark 10」の結果について見ていく。比較対象として、CPUにXPS 13と同じCore i7-1185G7を搭載し、16GBのメモリ、Iris Xe GraphicsのGPUを採用しているゲーミングノートPCを選んだ。

 グラフを見ると分かるが、Essentials(日常使いの性能)、Productivity(オフィス用途の性能)、Digital Contains Creation(画像・動画編集の性能)のそれぞれで僅差ではあるもののXPS 13の方がいい結果を記録した。

XPS 13 PCMark 10のテスト結果

 バッテリーの駆動時間を確認すべく、同じくPCMark 10のBattery Profileでテストを行った。画面の輝度を最大にして実行したところ、日常的な業務をトレースする「Modern Office」で5時間32分、Microsoft Officeでのバッテリー持続時間を調べる「Applications」では5時間17分だった。ディスプレイの輝度を下げれば、より長時間の動作が可能だろう。

XPS 13 Battery Profileのテスト結果(Modern Office)
XPS 13 Battery Profileのテスト結果(Applications)
XPS 13 Battery Reportのテスト結果

 ご存じの通り、Core i7-1185G7+Iris Xe Graphicsという組み合わせでは、負荷が軽いゲームタイトルであれば十分に楽しめる。そこで3DMarkについてもベンチマークテストを実行した結果は以下の通りだ。

 比較対象としては先ほどあげたゲーミングPCを使っている。同じ組み合わせながら今度はゲーミングPCの方がよい結果となっているが、このあたりはマシン構成のチューンアップ度合いによるものだろう。このようにゲームも十分に楽しめるので、仕事の合間の息抜きに使ってもよいと思う。

XPS 13 Time Spyのテスト結果
XPS 13 Fire Strikeのテスト結果
XPS 13 Night Raidのテスト結果

 続いて、あると便利なオプションのWebカメラを使ってみた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー