Dynabookは9月7日、各種現場作業員の携帯利用に適した小型軽量設計のモバイルエッジコンピューティングデバイス「dynaEdge DE200」を発表、本日受注を開始する。
約340gの軽量筐体を採用したモバイルPCで、プロセッサとして第11世代CoreプロセッサのCore i3-1110G4/同 i5-1130G7/同 i7-1160G7の搭載に対応した。メモリは8GB/16GB、ストレージは256GB/512GB SSDを内蔵。Wi-Fi 6対応無線LAN/Bluetooth 5.1も利用できる。
内蔵バッテリー駆動時間は従来モデル比約1.3倍の7.5時間駆動を実現。充電はUSB Type-Cポートを利用、別途モバイルバッテリーを用いた充電にも対応した。
本体前面にはホルスター装着状態などでも操作を行える5ボタンキーを搭載。同社製のウェアラブルデバイス「AR100」などを併用した活用にも適している。
新開発のAIエンジン「dynabook Edge AI エンジン」に対応しているのも特徴で、本製品にはカメラ映像内の対象物にマークをつけられる「トラッキング機能」やカメラのゆれを補正し対象物をセンターに表示する「ゆれ補正機能」などに対応。いずれも同社が提供する作業支援ソリューション「Vision DE Suite」での活用が可能となっている。
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