先週は、CrucialのSATA SSD「MX500」シリーズから最大容量の4TBモデルが登場している。価格は4万5000円前後だ。
同シリーズの2TBが2万7000円前後、1TBが1万2000円前後で売られている中で、より容量単価が安い価格設定で登場したことを歓迎する声は多い。
あるショップは「5年くらい前に4TB SSDが登場したときは20万円しましたからね。かなり現実的な価格帯になったのは確かですね」と話す。2016年12月にサムスンが4TB SATA SSD「SSD 850 EVO」(MZ-75E4T0)」を投入したが、そのときの価格は20万円弱だった。
ただし、売れ筋の容量帯は「2.5インチ系は2TBが多いですね。4TBまで手を出す人はまだそこまでは」(TSUKUMO eX.)という。
M.2 NVMe SSDも4TBのラインアップは増えている。SeagateからはPCIe 4.0対応の「FireCuda 530 Heatsink」シリーズの2TBモデルが先々週に5万3000円弱で登場したが、今週には4TBモデルが加わる予定だ。予定価格は11万4000円弱となる。
EK Water Blocks製のヒートシンクを採用したシリーズで、PlayStation 5の増設ストレージとしても使えるとパッケージでうたっている。TSUKUMO eX.は「PS5の増設特需は10月に入って落ち着きましたが、今後もそれなりに需要はあるはずなので、長いこと存在感を放ってもらえたらいいなと思っています」と話していた。
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