240Hz液晶にメカニカルキーを備えた「G-Tune H5」(第11世代CPU)でゲーム体験もテレワークも快適に(3/4 ページ)

» 2021年11月09日 12時00分 公開
[マルオマサトITmedia]

高レベルのゲーム体験を実証

 ここからは、ベンチマークテストの結果を掲載する。Control Centerの動作モードは「パフォーマンス」、3Dゲーム系のテストは、NVIDIA Optimus Technologyをオフにした「ディスクリートモード」でも行った。

 CPUパワーがダイレクトに反映されるCINEBENCH R20のCPUスコアは1万606ptsだ。最新世代の8コアCPUならではのスコアをマークしている。

G-Tune H5 CINEBENCH R23のスコア
G-Tune H5 PCMark 10のスコア

 3DMarkのスコアについては、下記のグラフの通りだ。DirectX 11ベースのFireStrikeで、DirectX 12ベースのTimeSpy、DirectX Raytracing対応のPort Royal、いずれも優秀なスコアをマークした。FINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマークでは「非常に快適」の最高評価だ。

G-Tune H5 3DMarkのスコア比較。Fire Strike以外はディスクリートモードの方が良いスコアとなっている
G-Tune H5 3DMark/Port Royalのスコア(ディスクリートモード)。DXRを活用した先進タイトルも快適にプレイできるだけのスコアだ
G-Tune H5 FINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル/最高品質/フルスクリーン)。最高の「非常に快適」評価だった
G-Tune H5 FINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル/最高品質/フルスクリーン、ディスクリートモード)

ディスクリートモードがRTX 3070のパワーを解放

 描画負荷が軽いFire Strike以外は、ディスクリートモードの方が良い結果が出た。レインボーシックス シージでは、ディスプレイに合わせて240Hz以上の高フレームレートを狙い、フルHD解像度最、低画質の「低品質」でテストしたが、ディスクリートモードでは最低フレームレートが大きく伸び、240fpsを超えた。

 NVIDIA Optimus Technologyは、NVIDIA GPUでレンダリングしたフレームを内蔵GPU/メインメモリを経由して出力することになるため、性能にマイナスの影響が出ることがあり、レインボーシックス シージではそれが表面化した格好だ。

G-Tune H5 レインボーシックス シージのベンチマークテスト結果(1920×1080ドット、低品質)
G-Tune H5 レインボーシックス シージのベンチマークテスト結果(1920×1080ドット、低品質、ディスクリートモード)

 同時に、ディスクリートモードを使える本製品のアドバンテージも示している。NVIDIA GPUを搭載した製品のほとんどはNVIDIA Optimus Technologyが利用されているが、どの製品もこれを解除するディスクリートモードを搭載しているわけではないだけに貴重な存在と言えるだろう。

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