通信機能は、Wi-Fi 6対応の無線LAN、Bluetooth 5.1を標準で装備するが有線LANは省かれている。
本体装備のインタフェースは、ある程度割切った内容だ。USB端子は4基あるが、USB 3.2 Gen 1(5Gbps)のType-CとType-A、USB 2.0(Type-A)が2基ずつで、5Gbpsを超える高速なインタフェースは装備していない。とはいえターゲットユーザーを考慮すると、ここはそれほど重要な要素ではないだろう。
画面の上には92万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵している。スピーカーは底面にあり、マイク/スピーカー/ヘッドフォン(接続時)のAIノイズキャンセリング機能も装備している。テレワークやオンライン学習もスマートにこなせる内容だ。
キーボードは6段のアイソレーションタイプだ。キーピッチは約18.7mmと、ほぼフルサイズを確保している。
右上に電源ボタンを配置する点は、Deleteキーの位置がズレることもあって賛否があるだろうが、通常キーと押下圧が変えてあり、力を入れないと押し込めないようになっているので誤操作の不安は少ない。
キーストロークは約1.35mmとやや浅めだが、スイッチの感触が良好でしっかりした押下感があり、入力音も静かだ。また、キートップには微妙なへこみ(最大約0.2mm)が設けられていて指の収まりがよく、長文入力もストレスなくできる内容といえる。
最後に、ベンチマークテストで本機の性能をチェックする。
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