税込み2万2000円のWindowsタブ「mouse E10」を使って分かったこと【後編】(2/3 ページ)

» 2021年11月25日 12時00分 公開

ベンチマークテストで両モデルの性能をチェック

 まずPCMark 10 Extendedで両モデルの違いを見ていくと、4コア4スレッドで動作するCeleron N4100がやや有利ではある。ただし細かく見ていくと、動作クロックは2コア2スレッドのCeleron N4000の方が200MHzほど高く、ProductivityではCeleron N4000モデルの方が上回っているのが分かる。

 ファンレスなのでシステムに負荷をかけても耳障りな風切り音はせず、発熱もボディー底面がほんのり暖かくなる程度だ。

mouse E10 タブレット Celeron N4100モデルでのPCMark 10 Extendedのスコア
mouse E10 タブレット Celeron N4000モデルでのPCMark 10 Extendedのスコア

 ストレージもeMMCということもあってスコア自体は振るわない。NVMe SSDのようなサクサク感こそないものの、マルチタスクでの作業やビデオ編集などの処理の重い作業を避ければ、YouTubeの動画視聴やWebブラウズはスムーズにこなせる。

mouse E10 タブレット Celeron N4100モデルでのCrystalDiskMark 8(ひよひよ氏)のスコア
mouse E10 タブレット Celeron N4000モデルでのCrystalDiskMark 8(ひよひよ氏)のスコア

 一方のバッテリー駆動時間については、公称値で約12時間となっているが、これはメモリ4GB/ストレージ128GBのeMMCで計測した値のため、あくまで目安ではある。

 画面輝度を最大にした状態でPCMark 10 ExtendedのModern Office Battery Lifeのテストを実行したところ、バッテリー残量で差があるものの、おおよそ11時間以上は持つので、バッテリーの駆動時間で不満を覚えることはあまりないだろう。

mouse E10 タブレット Battery Reportの画面。両モデルとも、バッテリー容量は約36Whだ
mouse E10 タブレット Celeron N4100モデルでのPCMark 10/Modern Office Battery Lifeのテスト結果。バッテリー残量は21%なので、下のCeleron N4000とあまり変わらない数字になる
mouse E10 タブレット Celeron N4000モデルでのPCMark 10/Modern Office Battery Lifeのテスト結果。こちらはバッテリー残量が7%で11時間11分を記録した

Windows 11へ無償アップグレード! スコアに差は出る?

 本製品はWindows 11への無償アップグレード対応モデルであり、先日発表されたMicrosoftのWindows 11提供範囲の拡大もあって、Windows Updateで累積更新プログラムなどを適用すると、間もなくWindows 11への「ダウンロードしてインストール」画面が現れた。

mouse E10 タブレット Windows Updateに現れたWindows 11へのアップグレード画面

 すぐに画面タップしたくなる気持ちをグッとこらえて、必ず回復ディスクを作成してからアップグレード作業に取り組みたい。いったんWindows 11にアップグレードしてもWindows 10に戻すことは可能ではあるのだが、必ずしも全てのモデルがWindows 10に回復できるとは限らないので、万全を期しておく方が無難だ。

mouse E10 タブレット 回復ディスクの作成はUSBメモリなどで行える

 今回も、あらかじめ回復ディスクを作ってからWindows 11へのアップグレード作業を行った。多少時間はかかるが、指示に従ってファイルをダウンロードして再起動を行うだけであっさりとアップグレード作業は完了する。

 試しにCeleron N4100搭載モデルのWindows 11環境で前述したものと同じテストを行ったが、CrystalDiskMarkやPCMark 10は微減、Modern Office Battery Lifeではほぼ半減という結果になった。

 試した限り、Windows 11にすると液晶ディスプレイの明るさの調整幅がWindows 10とは異なる(より明るくできる)ようで、最高輝度でテストすると駆動時間にダイレクトに影響が出た形だ。そのため、輝度を調整すればWindows 10と同じ程度のバッテリー駆動時間は維持できる。

mouse E10 タブレット PCMark 10 Extendedのスコア。Windows 10に比べて5%ほど低下している
mouse E10 タブレット Windows 11でのCrystalDiskMark 8(ひよひよ氏)のスコア
mouse E10 タブレット 画面輝度を最大の状態にしてPCMark 10/Modern Office Battery Lifeのテスト結果。Windows 10と比較して半減した

 最後に、mouse E10を用いた便利な使い方を紹介しよう。

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