ASUS「ProArt Display PA148CTV」はクリエイターも驚きのジョグダイヤルを備えた14型モバイルディスプレイだ(2/3 ページ)

» 2021年12月06日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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多数のカラープリセットをワンタッチで切り替え可能

 実際にPCに接続して使ってみる。本製品は左側面に、microHDMIポート、および2基のUSB Type-Cポートを搭載しており、このいずれかでデバイスと接続する。2基のUSB Type-Cポートに機能の違いはなく、HDMI接続時の給電およびタッチ信号の伝送についても、どちらのポートも利用できる。

ProArt Display PA148CTV ポート類は左側面に集中している。スピーカーは内属しているが、イヤフォンジャックは省かれている
ProArt Display PA148CTV 左右に並べた状態。左のThinkPad X1 Carbonは14型ということでバランスはよい
ProArt Display PA148CTV 斜め方向から見ても色の変化は少なく、コントラストの変化も少ない
ProArt Display PA148CTV ポートは側面に配置されていることから、PCの隣に並べるとケーブルのコネクターが干渉しがちだ
ProArt Display PA148CTV 向かい合わせに並べることでプレゼン用途などでも利用できる
ProArt Display PA148CTV ベゼル幅はディスプレイ上部、左右ともに実測6.5mm程度とかなりスリムだ。画面との間には段差があるタイプとなる

 OSDメニューの操作は、本体左側面に搭載された大型のジョグダイヤルで行う。ダイヤルの回転と上下/左右の押し込みを組み合わせた操作方法はかなり独特で、慣れるまではそれなりに苦労するのだが、極小のボタンを爪先で押し込むようにして操作する一般的なモバイルディスプレイのジョグダイヤルと違って、デリケートな操作を必要としないのは利点だ。

 メニューについては項目数も多く、細かなカスタマイズが可能だ。音量と画面の明るさに関してはショートカットで操作できるなど、利用頻度も考慮した設計がなされているのもよい。ProArtプリセットにより、ニーズに合わせた色域のワンタッチ切り替えが可能なのも、本製品の大きな特徴だ。

ProArt Display PA148CTV ジョグダイヤルは背面にまで回り込む大型タイプで、回すだけでなく上下/左右および中央を押し込む操作も割り当てがある
ProArt Display PA148CTV 操作は正面から左手で行うことになる。ちなみに、直上には電源ボタンがある
ProArt Display PA148CTV ジョグダイヤルを1度押すと、この画面になる。メニューを開くには中央のボタンを、それ以外は上下/左右それぞれの方向を押す
ProArt Display PA148CTV メインの画面。階層は分かりやすいが操作は若干慣れが必要だ
ProArt Display PA148CTV 画面の明るさと音量調整はショートカットで呼び出し、ジョグダイヤルで直感的に操作できる
ProArt Display PA148CTV Rec.709準拠のカラープリセットが用意されているモバイルディスプレイは珍しい

アドビ系アプリを直接操作できる2つの機能を搭載

 本製品のユニークな特徴として、本体背面のジョグダイヤル(ASUS Dial)を使って、アドビ系のグラフィック系のアプリをリモートで操作できることが挙げられる。つまり本製品をUSB Type-C接続のコントローラーとして利用するわけだ。

 対応する具体的なアプリとしては、Photoshop、Photoshop Lightroom Classic、Premiere Pro、After Effectsなどが挙げられており、ダイヤルを回すことによって、画像の拡大縮小や、明るさの調整といったショートカットが利用できる。

 例えばPhotoshopの場合、アプリを起動した状態で本製品のジョグダイヤルの中央を押すと、ドーナツ型のメニューが表示される。メニューの項目は「システム音量」「システムの明るさ」「ブラシグループ」「レイヤーズームイン/アウト」「取り消し(ヒストリー)」「ドキュメントを繰り返す」が割り当てられており、ダイヤルを回す/押し込むことで操作が行える。

ProArt Display PA148CTV 背面のジョグダイヤルを使って、PCにインストールされたアドビ系のグラフィック系アプリをリモートで操作できる
ProArt Display PA148CTV Photoshopの画面を表示した状態。ここで背面のジョグダイヤル中央を押し込むと……
ProArt Display PA148CTV 操作メニューが表示される。ジョグダイヤルを回して機能を選択する
ProArt Display PA148CTV 「レイヤーズームイン/アウト」を選択し、ジョグダイヤルを回して画像の拡大/縮小を行っている様子
ProArt Display PA148CTV このメニュー自体をタッチで操作することもできる

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