2021年にThinkPad X1ファミリーに加わったクラムシェルタイプの13型モデル「ThinkPad X1 Nano」は、CPUなど内部機構を刷新して第2世代に進化する。米国における最小構成の想定販売価格は1659ドル(約19万2000円)で、4月から出荷を開始する予定だ。
CPUは第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)のPプロセッサで、vPro対応のものも用意している。メインメモリはLPDDR5規格で、最大32GBまで搭載できる(換装/増設不可)。
ストレージはPCI Express 3.0接続のSSDで、CTOモデルでは最大1TBのものを選択可能だ。プリインストールOSはWindows 11、Ubuntu、Fedoraから選択できる(UbuntuとFedoraは一部の国/地域のみ)。Windows 11 Proのライセンスを使ったWindows 10 Proのプリインストール構成も用意される。
ディスプレイは2K解像度(2160×1350ピクセル、アスペクト比3:2)の13.5型液晶で、Dolby Vision規格のHDR表示にも対応する。CTOモデルではタッチ操作対応の有無を選択可能だ。
ディスプレイの上部にはシャッター付きのWebカメラを搭載している。CTOモデルでは、カメラのスペックを以下の中から選択できる。カメラの撮影解像度がHDからフルHDに向上していることがポイントだ。
外部ポート類は、左側面にイヤフォン/マイクコンボジャックとThunderbolt 4(USB4)端子×2を備える。モバイル通信(LTEまたは5G+LTE)に対応する構成では背面にnanoSIMスロットも用意されている。
ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(※1)とBluetoothに対応する。CTOモデルではモバイル通信機能も搭載できる。別途アプリをインストールしておけば、Tileにも対応可能だ。電源ボタンには指紋センサーも備えている。
ボディーサイズは、タッチ操作対応の有無によって以下の通り異なる。
最軽量構成の重量は約990gとなる。
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