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» 2022年01月06日 01時00分 公開

「ThinkPad X1ファミリー」に2022年モデル 第12世代Coreプロセッサでより快適にCES 2022(1/3 ページ)

LenovoのThinkPadブランドにおいてフラグシップを担う「ThinkPad X1ファミリー」に2022年モデルが登場する。第12世代Coreプロセッサを搭載し処理性能を底上げした他、一部モデルで対応していたフルHDカメラの搭載オプションが全モデルに拡大されている。

[井上翔,ITmedia]

 Lenovoは1月5日(米国太平洋時間)、ThinkPad X1ファミリーの2022年モデルを発表した。米国では3〜4月に出荷が始まる予定だ。

 なお、日本における新モデルの展開は未定だ。

ThinkPad X1 Carbon(第10世代)

 クラムシェルタイプの14型モデル「ThinkPad X1 Carbon」は、2012年の初代モデルから数えて第10世代の“大台”に達した。ボディーデザインは2021年の第9世代を踏襲しつつ、CPUやWebカメラ回りを中心にスペックの底上げが図られている。米国における最小構成の想定販売価格は1639ドル(約19万円)で、3月から出荷を開始する予定だ。

ThinkPad X1 Carbon(第10世代) ThinkPad X1 Carbon(第10世代)

 CPUは第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)の「Pプロセッサ(標準消費電力28W)」と「Uプロセッサ(標準消費電力15W)」で、vPro対応CPUも用意している。

 メインメモリはLPDDR5規格で、最大32GBまで搭載できる(換装/増設不可)。ストレージはPCI Express 3.0/4.0接続のSSDで、カスタマイズ(CTO)モデルではPCI Express 4.0接続で2TBのものを選択可能だ。プリインストールOSはWindows 11、Ubuntu、Fedoraから選択できる(UbuntuとFedoraは一部の国/地域のみ)。Windows 11 Proのライセンスを使ったWindows 10 Proのプリインストール構成も用意される。

 ディスプレイは14型(アスペクト比16:10)で、CTOモデルでは以下の仕様から選択できる。

  • WUXGA(1920×1200ピクセル)IPS液晶、非光沢、最大輝度400ニト、sRGB 100%カバー
  • WUXGA IPS液晶、非光沢、最大輝度400ニト、sRGB 100%カバー、タッチ対応
  • WUXGA IPS液晶、非光沢、最大輝度500ニト、sRGB 100%カバー、タッチ対応、電子プライバシーフィルター付き
  • 2.8K(2240×1400ピクセル)IPS液晶、非光沢、最大輝度400ニト、sRGB 100%カバー(※1)
  • 2.8K 有機EL、反射抑制、最大輝度400ニト、sRGB 100%カバー
  • WQUXGA(3840×2400ピクセル)IPS液晶(低電力)、光沢、最大輝度500ニト、DisplayHDR 400/Dolby Vision対応、sRGB 100%カバー
  • WQUXGA IPS液晶(低電力)、反射抑制、最大輝度500ニト、DisplayHDR 400/Dolby Vision対応、sRGB 100%カバー、タッチ対応

(※1)Eyesafe(ブルーライトカット機能)なし(他の構成では標準装備)

有機EL 2.8K有機ELディスプレイを搭載する構成も用意されている
カーボン柄 一部のディスプレイを搭載する構成では、カーボンの折り目が見える天板も選択できる

 ディスプレイの上部にはシャッター付きのWebカメラを備える。CTOモデルでは、カメラのスペックを以下の中から選択できる。前世代と比べるとフルHDカメラを選べるようになったのは大きな進歩といえる。

  • HD(1280×720ピクセル)撮影対応
  • フルHD(1920×1080ピクセル)撮影対応
  • フルHD撮影+顔認証対応
  • フルHD撮影+顔認証+コンピュータービジョン対応

 コンピュートビジョン対応のカメラでは、CPU内のNPU(ニューラルプロセッサ)と組み合わせた人物検知を行える。これにより、離席検知によるPCの自動ロック、画面消灯や着席検知によるスリープ解除がよりスマートに行えるという。マスクを着用中でもしっかりと検知できるようだ。

コンピュータービジョンのイメージ コンピュータービジョン対応カメラを搭載している場合は、CPU内のNPUを使った人物検知を行える

 外部ポート類は、左側面にThunderbolt 4(USB4)端子×2、USB 3.0 Type-A端子とHDMI出力を、右側面にイヤフォン/マイクコンボジャック、nanoSIMスロット(LTE/5G対応構成のみ)とUSB Type-A端子(常時給電対応)を備えている。Thunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力を兼用している。

 ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(※1)とBluetooth 5.2に対応する。CTOモデルではオプションでモバイル通信(LTEまたは5G+LTE、共にeSIM対応)も搭載可能だ。別途アプリをインストールしておけば、忘れ物タグ「Tile」にも対応する。電源ボタンには指紋センサーも備えている。

(※1)一部の国/地域のみ利用可能。他の国/地域では2.4GHz帯と5GHz帯のWi-Fi 6を利用可能

側面 左右側面

 ボディーサイズは約315.6(幅)×222.5(奥行き)×14.95(HDカメラ構成の厚さ)または15.36(フルHDカメラ構成の厚さ)mmで、最軽量構成の重量は1.12kgとなる。

正面 正面。フルHDカメラを搭載する構成は、カメラの分だけ本体の厚みが少し増すようだ。タッチパッドはガラス製で、横幅110mmを確保している
正面 背面
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