やっぱり10万円でどこでも使えるPCが欲しい! 「mouse X4-R5」をWindows 11/10で試す(2/4 ページ)

» 2022年01月24日 12時30分 公開

Windows Hello対応カメラも内蔵

 キーボードは主要キーのキーピッチが約18mm、キーストロークは約1.4mmあり、キートップに軽いへこみがつけられているので指を置きやすい。スペースバーも幅が約90mmと長く、タッチパッドも約116.5(幅)×72.5mm(奥行き)あり、OS標準のジェスチャー機能もスムーズにこなせる。左上部分をダブルタップすると、タッチパッドをオフに切り替えられるのも地味ながら便利だ。

mouse X4-R5 右側下段のキーがやや小さくなっているが、それらを除けば約18mmのキーピッチを確保している。キー入力時も耳障りなカチャカチャという音がしない。タッチパッドも十分な大きさがある
mouse X4-R5 白色のバックライトは明るさを2段階に切り替えられる

 ディスプレイの上部には、100万画素のWebカメラとIRカメラ、アレイマイクを内蔵する。Windows Helloに対応しており、一度顔を登録しておけば、ロックされた状態からスピーディーなログインが行える。

 有線LAN端子の標準装備を含め、ハイブリッドワーク環境では万全の体制が整っていると言えよう。

mouse X4-R5 ディスプレイの上部に100万画素のWebカメラと、Windows Hello対応のIRカメラ、マイクを備えている。マイクはノイズキャンセリング機能を利用できる

Windows 11へのアップグレード方法は?

 評価機のOSはWindows 10 Home 64bitだったが、BTOではWindows 10 Pro 64bit(+6380円)にも変更可能だ。いずれもWindows 11への無償アップグレードに対応しており、準備ができるとWindows Updateに「ダウンロードしてインストール」ボタンが表示され、すぐに更新が行える。指示に従ってファイルをダウンロードして再起動を行うだけで、あっさりと更新作業は完了する。

mouse X4-R5 Windows 11のアップグレードが準備できると、Windows Updateの画面にインストールボタンが現れる

 ただし、適応時期はモデルによって異なっており、まだこのボタンが表示されない場合もある。その際は、「Windows 11 インストール アシスタント」をダウンロードして導入して実行しよう。そこから「PC正常性チェック アプリ」をインストールしてWindows 11の要件を満たしていることを確認すると、Windows 11 インストール アシスタントにインストールのボタンが現れてWindows 11を導入できるようになる。

mouse X4-R5 Windows 11のインストールボタンが表示されていない場合は、まずWindows 11 インストール アシスタントを導入して実行する
mouse X4-R5 続いて、PC正常性チェック アプリを導入しよう
mouse X4-R5 PC正常性チェック アプリを実行して要件を満たしていることを確認する
mouse X4-R5 以上の作業を行うと、Windows 11 インストール アシスタントにインストールボタンが現れる

 ここでいきなりWindows 11にアップグレードしても、Windows 10に戻すことは可能ではあるのだが、事前に回復ドライブを作成してからアップグレード作業に取り組むことをお勧めする。必ずしも全てのモデルがWindows 10に回復できるとは限らず、万全を期しておく方が無難だ。

mouse X4-R5 Windows 11のアップグレード前に、USBメモリなどに回復ドライブを忘れずに作成しておこう

 次に、Windows 10環境とアップグレードしたWindows 11環境それぞれで、ベンチマークテストを行った。

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