Microsoftは1月26日(米国太平洋時間)、Windows Experience Blogに「A new era of the PC(PCの新時代)」というエントリーを掲載した。このエントリーでは、2月中にWindows 11が実装する予定の新機能が予告されている。
Windows 11の発表当初、新しい「Microsoft Storeを通して「Amazon Appstore」に掲載されているAndroidアプリのインストールと実行がサポートされることが話題となった。
しかし、2021年10月5日のリリース時点では、この機能は実装されず、同年10月5日から「Windows Insider Program」に登録している米国のユーザーに対してプレビューとして提供されてきた。
ブログのエントリーによると、Amazon Appstoreに掲載されているAndroidアプリの実行機能のパブリックプレビューを2月中に開始するという。ただし、「パブリック」の具体的対象は示されていないため、現状のInsider Preview向けと同様に国や地域を限定してプレビューを行う可能性もある。
現在、Windows Insider Programでは「Media Player」と「メモ帳(Notepad)」のリニューアルがテストされている。
ブログのエントリーによると、2月のアップデートではプレビュー結果が反映される形で両アプリがリニューアルされるという。
新しいMedia Playerは、「Groove Musicアプリ」の後継アプリとなる。「ローカルに保存した音楽と動画の美しいショーケース」を目指して、音楽やプレイリストを簡単に再生できるようにしたという。
なお、旧来の「Windows Media Player」は、引き続き「Windowsツール」の1つとして存置される。
メモ帳は、Windows 11のユーザーインタフェース(UI)に合わせたウィンドウデザインに変更される。合わせて、黒を基調とする「ダークモード」にも対応する(標準ではWindowsの設定に合わせて表示を切り替える)。
機能面では、文字列の「検索」「置き換え」のUI改善と、Multiple Undo(2世代以上の「元に戻す」)操作への対応などが行われる。
その他、Windows 11では2月中に以下のアップデートが行われる予定だ。
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