ROG Zephyrus M16(GU603ZW)の特徴は、ベゼルが約4.6mmと狭く、画面占有率94%を実現したアスペクト比16:10の16型液晶ディスプレイ(ノングレア)を採用していることにある。画面解像度は2560×1600ピクセルと1920×1200ピクセルのモデルが用意され、いずれもリフレッシュレートは165Hzと高く、ゲームへの没入感を高めてくれる。
大画面ながら、ボディーサイズは約355(幅)×243.5(奥行き)×19.9〜22.3(高さ)mmとスリムで、重量は約2.05kgとなる。ボディーの材質は液晶ディスプレイ天板がアルミ素材、キーボード面がマグネシウムアルミニウム合金となっており、頑丈さを確保している。
ROG Zephyrus M16もROG Flow Z13で紹介したアークエアフローファンが導入されているのに加え、ドイツのThermal Grizzlyと協業し、新たな液体金属グリスを採用する。
搭載するCPUは全4モデル共通でCore i9-12900H、GPUはGeForce RTX 3070Ti Laptop(グラフィックスメモリは8GB)もしくはGeForce RTX 3060 Laptop(グラフィックスメモリは6GB)となる。メモリは32GBか16GB(DDR5-4800)、ストレージは2TB/1TB/512GBだ。
最上位モデルのGU603ZW-I9R3070TIEが34万9800円、エントリーモデルのGU603ZM-I9R3060Eが26万9800円で、後者は4月下旬の発売予定だ。
ハイエンドモデルとなるROG Strix SCARシリーズは、リフレッシュレート360HzでフルHD(1920×1080ピクセル)表示対応の17.3型液晶ディスプレイを備えた「ROG Strix SCAR 17」(G733ZX)と、同300HzでフルHD表示対応の15.6型液晶ディスプレイを備えた「ROG Strix SCAR 15」(G533ZX)が用意される。
発売はいずれも2月21日の予定で、前者のG733ZX-I9R3080Tは39万9800円(WPS Office 2 Standard Editionが付属したG733ZX-I9R3080TBYも用意される)、後者のG533ZX-I9R3080Tは38万9800円の見込みだ。
主なスペックは共通で、CPUはCore i9-12900H、GPUはGeForce RTX 3080 Ti Laptop(グラフィックスメモリは16GB)、メモリは32GB(DDR5-4800)、ストレージは1TB (PCI Express 4.0 x4接続)を搭載するなど豪華だ。
クアッドスピーカー(2W×2/1W×2)を内蔵し、2.5GbE対応の有線LANやWi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5.1を備えるなど隙のない構成になっている。
ボディーサイズと重量は、ROG Strix SCAR 17が約395(幅)×282.1(奥行き)×23.4〜28.3(高さ)mmで約2.9kg、ROG Strix SCAR 15が約354.9(幅)mm×259.9(奥行き)×22.69〜27.2(高さ)mmで約2.4kgとなる。バッテリー駆動時間はそれぞれ約7.6時間、約9.1時間だ。
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