先週登場したマザーボードで異彩を放っていたのが、ASUS JAPANの「Pro H510M-C/CSM」だ。第10/11世代Core iシリーズに対応するLGA1200ソケットのmicroATXモデルで、価格は1万3000円前後(税込み、以下同様)となる。
32bit PCIスロットやD-Sub 15ピンのアナログRGB端子、PS/2端子といったレガシーなポートはもちろん、PCIe Gen 3/SATA接続のM.2スロットやGbE対応の有線LAN(Intel I219V)など幅広いインタフェースを備えるのが特徴だ。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「何より現役の仕様で32bit PCIスロットがついているのが大きいですね。(2008年10月発売のチューナーカード)『PT1』や(同じく2009年10月発売の)『PT2』などを今も愛用している人はいますから、ピンポイントで確実に需要があると思います」という。
他にも、保守パーツとしての需要も期待されているという。その点は、同時期に登場したMSIのmicroATXマザー「B560M PRO-E」も同様だ。第10/11世代Core iシリーズに対応するIntel B560チップセットを搭載し、価格は8600円前後となる。D-Sub 15ピンやPS/2の各端子を備え、M.2スロットやGbE対応の有線LAN端子も使える。
入荷したTSUKUMO eX.は「コンパクトでお値頃ですね。今はオフィス用途でも新規なら第12世代Core iシリーズを選ぶ人が多いので、やはり過去の資産ありきで求める人向けになるのかなと思います」と話していた。
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