AMDの最新GPU「Radeon RX 6400」を搭載するグラフィックスカードが4月22日11時から順次発売される。想定販売価格は約2万5000円程度からと、最近のグラフィックスカードとしては比較的手頃な価格となっている。
Radeon RX 6400は、AMDの「Radeon RX 6000シリーズ」のエントリーモデルだ。従来はPCメーカーにのみ出荷されるOEM専用モデルだったが、パートナー企業を通して一般販売されることになったようである。
主な定格スペックは以下の通りで、GPU補助電源なしで動作させられることが特徴だ。
- CU/レイアクセラレーター:12基
- ゲームクロック:2039MHz
- グラフィックスメモリ:4GB(GDDR6)
- Infinity Cache:16MB
- メモリバス幅:64bit
- メモリ速度:16Gbps
- 接続バス:PCI Express 4.0(※1)
- 基本消費電力:53W(電源は350W以上を推奨)
(※1)Smart Access Memory(Resizable BAR)対応
Radeon RX 6400(右)はRadeon RX 6500 XT(左)と同時発表されたが、パートナー企業が単体製品として改めて発表した格好だ。なお、画像中にあるリファレンスデザイン(AMD自ら設計したグラフィックスカード)の市販予定はない
Radeon RX 6400を搭載する主なグラフィックスカードと、想定販売価格(税込み)は以下の通りとなる。
- ASRock
- CHALLENGER ITX RX6400 CLI 4G:2万5300円前後(4月22日発売)
- BIOSTAR
- VA6406RA46:2万6180円前後(4月29日発売)
- GIGABYTE
- EAGLE GV-R64EAGLE-4GD:2万8600円前後(4月22日発売)
- GV-R64D6-4GL:2万7500円前後(4月22日発売)
- 玄人志向(CFD販売)
- RD-RX6400-E4GB/LP:2万5300円前後(4月22日発売)
- MSI
- AERO ITX 4G:2万6180円前後(4月22日発売)
- PowerColor
- ITX AXRX 6400 4GBD6-DH:2万5800円前後(4月22日発売)
玄人志向の「RD-RX6400-E4GB/LP」はロープロファイルスロットに対応している上、1スロットで収まるサイズとなっている
GIGABYTEのGV-R64D6-4GLは、ロープロファイルスロットに対応するグラフィックスカードで、あえて2スロットデザインとすることで冷却ファンの数を増やしている
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.