最新のPCが欲しいけれど、いろいろあって買い換えられない――そんな人も少なくないだろう。予算やスペック的に欲しいPCがすぐ見つかればいいのだが、そんな“運命の巡り合わせ”がなくて困っているという人もいるはずだ。
だが、周辺機器の増設/換装によるPCのパワーアップであれば、予算面でもPC本体の買い換えよりも気軽に行える。問題は“何を”パワーアップするかである。
今回はオフィスワークやゲームをより快適にすべく、少し古めのスリムデスクトップPCにグラフィックスカードを搭載してパワーアップする方向性を検討してみようと思う。大型連休中にPCのパワーアップを検討している人の参考になれば幸いだ。
今回パワーアップを試みるスリムデスクトップPCは、NECとNECパーソナルコンピュータ(NEC)から2016年12月に発売された「Mate タイプMB」の「PC-MK37VBZGT」というモデルのフリーセレクション(CTO)版だ。ベースモデル(カスタマイズ前)の主なスペックは以下の通りである。
メインメモリは8GBモジュールを1枚、ストレージは1TBのSSDを搭載している。この個体はオプションの追加ポートを搭載していないため、PCI Express 3.0スロットは全て“空き”状態だ。
今回パワーアップを試みるのは、第6世代Coreプロセッサを搭載する「Mate タイプMB(PC-MK37VBZGT)」。第6世代Coreプロセッサを搭載するPCを使っているという人はまだ多いはずである
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