プロナビ

PCの快適さは増す? スリムデスクトップPCをグラボでパワーアップしてみた(検討編)大型連休の自由研究(4/4 ページ)

» 2022年04月29日 17時00分 公開
[井上翔ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

消費電力を考慮した結果、AMD製GPUを選択

 「ロープロファイル対応」「GPU補助電源なしでも動く」「消費電力が低い」「ある程度新しい」の4点を満たすグラフィックスカードを検討すると、先に挙げた候補のうちNVIDIAのGPUは少し消費電力が高めである。「実際はどうなのか?」というのをチェックするのもアリなのだが、電源への負荷を考えると、どうしても気が引けてしまう。

 そのこともあり、今回のMate タイプMBのパワーアップでは、AMDのRadeon RX 6400とRadeon PRO W6400を使い比べてみることにした。Radeon RX 6400を搭載するグラフィックスカードは、ロープロファイルかつ1スロットで収まる玄人志向(CFD販売)の「RD-RX6400-E4GB/LP」を利用することにする。Radeon PRO W6400はAMD純正のカードを使ってテストを行う。

レビューするGPU 今回の企画で利用するRadeon PRO W6400(左)とRD-RX6400-E4GB/LP(右)のパッケージ

 両者の主要なスペックは以下の通りだ。

  • RD-RX6400-E4GB/LP(Radeon RX 6400)
    • CU/レイアクセラレーター:12基
    • ブースト(最大)クロック:2321MHz
    • グラフィックスメモリ:4GB(GDDR6)
    • Infinity Cache:16MB
    • メモリバス幅:64bit
    • メモリ速度:16Gbps
    • 接続バス:PCI Express 3.0/4.0
    • 映像出力:HDMI、DisplayPort
  • Radeon PRO W6400
    • CU/レイアクセラレーター:12基
    • ブースト(最大)クロック:2331MHz
    • グラフィックスメモリ:4GB(GDDR6)
    • Infinity Cache:16MB
    • メモリバス幅:64bit
    • メモリ速度:16Gbps
    • 接続バス:PCI Express 3.0/4.0
    • 映像出力:DisplayPort×2

 ……と、ほとんどスペックに差は見られない。次回は、両グラフィックスカードをMate タイプMBに搭載してあれこれ試していく。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー