Sonos Beam(Gen2)は有線LANに加え、家庭内のWi-Fi(2.4GHz帯のみ、IEEE 802.11b/g/nに対応)を使って、手持ちの端末と接続する。本機単体ではWi-Fiアクセスポイントに接続することができないので、まずはSonosアプリを入手しよう。
ちなみに、公式サイトではSonos S2と案内されているが、各種アプリストアに表示されているアプリ名は「Sonos」だ。「Sonos S2がない!」とあわてないようにしたい。対応OSは、iOS 12/iPadOS 13/Android 8.0/Fire OS 7/macOS 10.11/Windows 8以降だ。
前述のTrueplay機能の操作のみiOSの画面を利用したが、それ以外の機能や初期設定などについては、Android版(Galaxy Note10+)の画面で説明していく。
アプリをインストールして立ち上げると、チュートリアルが流れた後、新規システムを作成するか既存のシステムに追加するかをたずねらる。新規システムを作成するを選ぶとアカウントの作成が求められるので、メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成しよう。なお、アカウント名は、ここで入力したメールアドレスになる。
次に、「自動検出を許可する」と表示されるので、「Bluetooth」を選んで「続ける」をタップしよう。スマホの権限に関するダイアログボックスが表示されたら、「アプリの使用時のみ」をタップしよう。これで、近くにあるSonos製品を検出できるようになる。
後はアプリの指示に従って、製品を追加していく。
設定画面に戻ると、未設定の項目が上部に表示される。音声アシスタント(国内では今のところAlexaのみ)、音楽配信サービスとの接続、テレビとの接続など、行いたいものを1つずつこなしていくためのチェックリストのようだ。
「設定」「システム」「●●●(設置場所)」と進むと、イコライザーや音量制限、TVリモコンの設定などを行うことができる。
室内の環境に合わせて出力を微調整して音質を良くするTrueplayは、前述のようにiOSでしか行えないのでiPhoneのある人はぜひ試してみてほしい。
アプリさえインストールしてあれば、どの端末でも音源として使うことができる。また、AirPlay 2をサポートしており、アプリなしでもAirPlay機能を使って動画の音声、楽曲をSonos Beam(Gen2)から再生可能だ。
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