外出先に手軽に持ち運べてPCの作業領域を拡張できる13.3型モバイルディスプレイおすすめ5選モバイルディスプレイの道(1/2 ページ)

» 2022年05月11日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 13.3型のモバイルディスプレイと言えば、主流である15.6型よりも二回りほどコンパクトながら、モバイルノートとの組み合わせに適したボディーサイズだ。そのぶんボディーも軽量で、外出先に持ち歩くノートPCと合わせて2kg以下に収めることも不可能ではない。

持ち運びに適した13.3型モバイルディスプレイのおすすめモデル

 持ち歩きを前提に13.3型モデルを選ぶ場合に必ずチェックしたいのが、スタンドが重量に含まれているか否かだ。一般的に、モバイルディスプレイの重量としてメーカーサイトに記載されているのは本体のみの値なので、スタンドを取り付けると比較対象より重くなることは多々ある。比較にあたっては、設置に用いるスタンドまで含めるのか、カバーやケーブル類まで含めるのか、基準を決めた方がよいだろう。

 今回は、本連載でこれまで紹介した13.3型のモバイルディスプレイのうち、さまざまな切り口で、お勧めの製品を紹介する。新生活に合わせてPCを新調したものの、画面が狭く、拡張したいと考えている人はぜひチェックしてほしい。なお、実売価格は2022年5月11日時点での税込み価格となる。

グリーンハウス「GH-LCU13A-BK」

グリーンハウス GH-LCU13A-BK グリーンハウス「GH-LCU13A-BK」

GH-LCU13A-BKのオススメポイント

 際立った特徴こそないが機能的には堅実な作りで、2万円を切るなど13.3型としては最安レベルの実売価格が特徴だ。価格優先でチョイスする際には候補に入れておきたい。重量はスタンド兼用カバー込みで800gオーバーと、後述する軽量タイプの製品と比べるとやや重い。

主なスペック(製品情報ページ

  • 画面解像度 1920×1080ピクセル
  • 視野角 上下/左右170度
  • コントラスト比 800:1(DCRオン時)
  • 輝度 200ニト
  • タッチ操作 −
  • 接続方式 USB Type-C/HDMI
  • 内蔵スピーカー 搭載
  • イヤフォンジャック 搭載(3.5mm)
  • ボディーサイズ 約314(幅)×198(奥行き)×8.5(厚さ)mm
  • 重量 約837g(実測値/本体+スタンド兼用カバー)
  • 保証期間 1年
  • 実売価格 1万9000円前後
グリーンハウス GH-LCU13A-BK 背面 カバーがスタンド兼用となる
グリーンハウス GH-LCU13A-BK インタフェース 左側面にminiHDMIポートとUSB Type-Cポート、イヤフォンジャックを搭載する。電源ボタンとOSDメニュー操作用のジョグダイヤル、給電専用のUSB Type-Cポートは右側面にある

アイ・オー・データ機器「LCD-CF131XDB-M」

アイ・オー・データ機器「LCD-CF131XDB-M」 アイ・オー・データ機器「LCD-CF131XDB-M」

LCD-CF131XDB-Mのオススメポイント

 フォトスタンドのような支柱を背面に折り畳める構造を採用したユニークなモデル。設置と片付けがスピーディーに行えるので、持ち運ぶ機会が多い場合に便利だ。価格は2万円台前半と安価だが、USB Type-Cケーブルが標準添付でない点に注意したい。保証期間は3年と長めだ。

主なスペック(製品情報ページ

  • 画面解像度 1920×1080ピクセル
  • 視野角 上下/左右170度
  • コントラスト比 800:1
  • 輝度 300ニト
  • タッチ操作 −
  • 接続方式 USB Type-C/HDM
  • スピーカー −
  • イヤフォンジャック:搭載(3.5mm)
  • ボディーサイズ 約329(幅)×204(奥行き)×10(厚さ)mm(スタンドを畳んだ状態)
  • 重量 約693g(実測値/本体+スタンド)
  • 保証期間 3年
  • 実売価格 2万2000円前後
アイ・オー・データ機器 LCD-CF131XDB-M 背面 背面に折りたためるスタンドを用意する
アイ・オー・データ機器 LCD-CF131XDB-M インタフェース 左側面にACアダプターを接続する電源ポート、miniHDMIポート、USB Type-Cポート、イヤフォンジャックの他、メニューボタンが並ぶ

リンクスインターナショナル「Quintokuta 5Z133-V2」

リンクスインターナショナル Quintokuta 5Z133-V2 リンクスインターナショナル「Quintokuta 5Z133-V2」

Quintokuta 5Z133-V2のオススメポイント

 機能面で突出した特徴こそないものの、本体の重量が実測でわずか347g、スタンド兼用カバーとの合計でも実測578gという軽量設計で、持ち運びに適したモデルだ。スピーカー、イヤフォンジャックのいずれも内蔵しており音声出力も充実。価格も2万円半ばとリーズナブルだ。

主なスペック(製品情報ページ

  • 画面解像度 1920×1080ピクセル
  • 視野角 非公表
  • コントラスト比 800:1
  • 輝度 230ニト
  • タッチ操作 −
  • 接続方式 USB Type-C/HDMI
  • スピーカー 搭載
  • イヤフォンジャック 搭載(3.5mm)
  • ボディーサイズ 約304.2(幅)×183.1(奥行き)×8.7(厚さ)mm
  • 重量 約578g(実測値/本体+スタンド兼用カバー)
  • 保証期間 1年
  • 実売価格 2万5000円前後
リンクスインターナショナル Quintokuta 5Z133-V2 背面 カバーがスタンドを兼ねるスタンダードな仕様だ
リンクスインターナショナル Quintokuta 5Z133-V2 インタフェース 左側面にminiHDMIポートと2基のUSB Type-Cポートを備える。イヤフォンジャックとジョグダイヤル、戻る(電源ボタン兼用)ボタンは右側面にある
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年10月12日 更新
  1. Core Ultra(シリーズ2)にデスクトップ/ハイエンドモバイル向けモデルが登場! これまでのIntel製CPUとの決定的な違い (2024年10月11日)
  2. 東プレから70%サイズの「REALFORCE RC1 Keyboard」登場! 実売3万5860円で別売キーキャップも (2024年10月11日)
  3. オートフォーカスアイウェアの新モデル「ViXion01S」を試す 頭がデカい筆者に対応、その実力は? (2024年10月11日)
  4. IntelがNPUを統合したデスクトップ向け「Core Ultra 200Sプロセッサ」を発表 アンロック版は米国で10月24日発売 (2024年10月11日)
  5. ロジクール初の分割式“左手デバイス"が登場 プロ絵師による「MX クリエイティブ コンソール」レビュー (2024年10月10日)
  6. 長年のPixelユーザーがiPhoneに乗り換える前に最新の「Pixel 9/9 Pro XL」を触った理由 (2024年10月10日)
  7. MSIの新型マザーボードは全モデルでThunderbolt 4とWi-Fi 7を装備! Intel Z890搭載製品を発表 (2024年10月11日)
  8. 「VRChatユーザーのために開発」──8K対応で約185g未満のVRヘッドセット「MeganeX superlight 8K」発表 (2024年10月10日)
  9. AMDがビジネスモバイル向けAPU「Ryzen AI PRO 300シリーズ」を発表 高度なセキュリティを搭載し「Copilot+ PC」にも準拠 (2024年10月11日)
  10. 私たちの“仕事”に適したビジネスPCをどう選ぶ? 〜ストレージ編〜 (2024年10月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー