日本マイクロソフトは6月7日、12.4型ノートPC「Surface Laptop Go 2」を発売する。同社のMicrosoft Store(直販サイト)における直販価格(税込み、以下同)は個人向けモデルが9万6580円から、法人向けモデルが8万4800円からとなる。
発売に先駆けて、Microsoft Storeと主要な家電量販店では6月2日から個人向けモデルの販売予約を受け付けている。
Surface Laptop Go 2は、クラムシェル型のSurface Laptopシリーズのエントリーモデルとして2020年10月に登場した「Surface Laptop Go」の後継モデルとなる。CPUを始めとする基本スペックを向上した他、新しいボディーカラー「セージ」を追加している。
CPUは第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)で、全モデルがCore i5-1135G7(2.4GHz〜4.8GHz、4コア8スレッド)を搭載する。メインメモリはLPDDR4x規格(増設/換装不可)で、容量はモデルによって4GB、8GB、16GBから選択できる。ストレージはSSDで、容量はモデルによって128GBまたは256GBとなる。
OSは個人向けモデルがWindows 11 Home、法人向けモデルがWindows 11 ProまたはWindows 10 Pro(64bit版)をプリインストールする。個人向けモデルにはOffice Home & Business 2021のライセンスも付属する。
ディスプレイはタッチ操作対応の12.4型PixelSense(液晶)で、解像度は1536×1024ピクセル(アスペクト比3:2)となる。最大輝度は330ニトだ。画面上部にはHD(1280×720ピクセル)撮影に対応するWebカメラを備える。
ポート類は、左側面にUSB Type-A端子、USB Type-C端子とイヤフォン/マイクコンボ端子を、右側面にSurface Connectポート(電源入力兼ポートリプリケーター端子)を備えている。無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.1に対応する。
キーボードは日本語配列で、Deleteキーの横に電源キーを備えている。この電源キーには、ごく一部の構成を除いて指紋センサーを統合しており、Windows Helloによるワンタッチサインインにも対応している。バッテリー容量は約41Wh(定格値)で、最長で13.5時間の連続駆動に対応する(※1)。
(※1)Microsoftの自社基準による計測値
ボディーサイズは約278.2(幅)×206.2(奥行き)×15.7(厚さ)mmで、重量は約1127gとなる。
サステナビリティー(持続可能性)を高める観点から、最近のSurfaceシリーズでは故障時にユーザーが自ら交換できる「CRU」と、故障時に日本マイクロソフトまたは同社の認定サービスプロバイダーが現地で交換対応できる「FRU」というパーツを定義している。
今回登場したSurface Laptop Go 2でも、以下の通りCRUとFRUが定義されている。
なお、日本ではFRUとしての内蔵バッテリーの提供と、出張によるバッテリー交換サービスの提供は未定となっている。また、CRUのパーツ提供開始は6月中旬となる予定だ。
日本でのSurface Laptop Go 2のラインアップと、Microsoft Storeにおける販売価格は以下の通りだ。
★印が付いているモデルはMicrosoft Store限定販売で指紋センサー非搭載となる。
法人向けモデルは、全モデルが独立TPMチップを搭載しており、「Secured-core PC」認証も取得している。★印が付いているモデルは指紋センサー非搭載となる。
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