ここまで、MicroPCと周辺機器を使って外出先で作業してみたが、入力環境さえ整っていれば、普段と変わらない効率が保てるということが分かった。
6型かつHD解像度のディスプレイでは、表示できる情報量的に心もとないが、検索が必要な場面になったら、普段使っているスマホを活用すれば良い。
MicroPCに内蔵しているバッテリーは容量が6200mAhしかないため、できればAC電源の取れる場所の方が長く作業を続けられる。もしくは、今では比較的一般的になりつつあるPower Delivery対応のモバイルバッテリーがあれば、それを電源にできる。スマホのために持ち歩いているPD対応モバイルバッテリーを兼用できるのはありがたい。
MicroPCで執筆作業を始めてから約4時間半がたった。容量1万5000mAhのモバイルバッテリーを投入してから1時間で、本体のバッテリー残量は半分以上にまで復活した。ディスプレイの枚数が増えてからは、執筆速度が爆上がりした。
購入当初、税込みで6万8200円という価格やボディーのコンパクトさ、8GBしかないメモリ容量、CPUもCeleronということで、「オモチャかな?」という先入観を抱いていたが、意外にも“ツカエル”端末だということが、検証を通して判明した。これからも、外出時の相棒として末永く使っていきたい。
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