キヤノンマーケティングジャパンは7月25日、JAバンクの預貯金等紹介業務を支援する「公的照会BPO・OCRサービス」を農林中央金庫と共同で構築した。
今回開発されたシステムは、地方自治体などの行政機関からの書面による照会に対し、OCRシステムを用いて照会データを作成してJAバンクの基幹システムと連携するデータベースに照会を行い、回答書の作成/郵送までを行う一気通貫のBPOサービスだ。このシステムの導入により、これまで預貯金等照会業務の調査/回答にかかっていた時間とコストを削減できる。
また、独自の非定型OCR技術を用いることで行政機関ごとに異なる書式の照会依頼書にも対応でき、照会依頼書全体の約80%にOCRシステムを活用することができるとしている。
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