初動という点では、Western Digitalから登場したPCIe 4.0 SSD「WD_BLACK SN850X」シリーズの方が目立っていたショップが多かった。
先行してヒートシンクなしのモデルが8月末から売り出されており、価格は4TBモデルが8万7000円弱、2TBモデルが4万4000円前後、1TBモデルが2万3000円前後となる。週末にはヒートシンク付きの2TBモデルと1TBモデルも、5万2000円前後と2万8000円前後でラインアップに加わった。
2020年11月に登場した「WD_BLACK SN850」の後継にあたるシリーズで、ゲームのロード処理を予測して高速処理する「ゲームモード2.0」などの機能を備える。2TBモデルの連続毎秒最高速度はリード7300MB、ライト6600MBだ。
ヒートシンクの違いによる売れ行きについて、TSUKUMO eX.は「PCでメインストレージに使う人はヒートシンクなしを選ぶことが多いかもしれませんね。マザーボードに標準でクーラーがついていますから。PlayStation 5に換装する場合は、やはりヒートシンクありが定番です」と語る。
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