7型で約619g! Ryzen 7 5800U搭載ポータブルPC「ONEXPLAYER mini」を試す(1/3 ページ)

» 2022年09月21日 12時00分 公開
[今藤弘一ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 テックワンから発売されている、中国のONE-NETBOOK Technologyが開発した小型WindowsゲーミングPC「ONEXPLAYER mini」。こちらのCore i7-1195G7搭載モデル(以下、Core i7版)については以前のレビュー記事で取り上げた。両手で持てる7型のコンパクトなボディーながら、AAAタイトルが遊べるゲーミングPCとして、とても魅力的な製品に仕上がっていた。

 そこに加わったのが、Zen 3アーキテクチャを採用したRyzen 7 5800U搭載モデルの「ONEXPLAYER mini Ryzen版」(以下、Ryzen版)だ。さらに、8月にはボディーカラーを白にした「ONEXPLAYER mini Ryzen版 ホワイト」が登場した。

ONEXPLAYER mini 7型液晶ディスプレイを備えた「ONEXPLAYER mini Ryzen版 ブラック」
ONEXPLAYER mini こちらはボディーカラーを白にした「ONEXPLAYER mini Ryzen版 ホワイト」

外観はCore i7版と共通でアナログスティックや十字キーを用意

 Ryzen版とCore i7版の外観は共通だ。本体両脇に備えられたゲームコントローラーに加えて、上下のボタン配置やインタフェースは変わらず、ボディーサイズは約262(幅)×107(奥行き)×23〜35(厚さ)mmとなる。ただし、本体重量はCore i7版の約589gより少し重くて約619gある。これはバッテリーのサイズがCore i7版が1万455mAhなのに対して、Ryzen版は1万2600mAhに増えているためと思われる。

 Ryzen版にはタッチ操作に対応した液晶ディスプレイ(アスペクト比16:10)に2タイプあり、当初はHD版(1280×800ピクセル)とFHD版(1920×1200ピクセル)が用意されていたが、現時点では後者のみの展開となる。

 テックワンの直販サイトでの直販価格は、ブラックのFHD版(512GB SSD)が17万610円、ホワイトのFHD版(1TB SSD)が18万2710円(税込み、以下同様)だが、記事掲載のタイミングでは「半期決算セール」で30%オフとなっており、それぞれ11万9427円、12万7897円となっていた。

ONEXPLAYER mini 評価機の7型液晶ディスプレイはIPS方式で、画面解像度が1920×1200ピクセルだ。左側にアナログスティックと十字キー、デスクトップ表示可能なHOMEボタンを備え、右側にアナログスティックとX/Y/A/Bボタン、スタートボタン、キーボード呼び出しボタン、ファンの回転速度を変えるナイトモードボタンなどが並ぶ
ONEXPLAYER mini 天面部に、電源ボタンや音量調整ボタン、USB Type-C(DisplayPort Alternate Mode/USB Power Delivery対応)、USB 3.0 Type-Aポート、3.5mmイヤフォンジャックが用意されている。また、L1/R1相当のボタンと、L2/R2相当のトリガーボタン、排気口もある
ONEXPLAYER mini 底面にUSB Type-Cポート(DisplayPort Alternate Mode/USB Power Delivery対応)を備える
ONEXPLAYER mini グリップは握りやすい形状になっている
ONEXPLAYER mini 右側面も同様だ
ONEXPLAYER mini 背面に吸気口がある

 Ryzen版のCPUは、TDP 15WのRyzen 7 5800Uだ。グラフィックス機能はCPU内蔵のRadeon Graphicsを使用する。Zen 3アーキテクチャを採用しており、8コア16スレッドで、基本クロックが1.9GHz、最大ブーストクロックが4.4GHzのモバイル向けモデルとなる。L2キャッシュは合計4MB、L3キャッシュは16MBで、小型ボディーに収められているが、手で持つことになるコントローラー部は熱に関して問題は全く感じなかった。

 メモリは16GB(LPDDR4X-4266)で、評価機のストレージは1TBのM.2 NVMe SSD(PCI Express 3.0 x4対応)が搭載されていた。CrystalDiskMarkの結果は、シーケンシャルリードが毎秒2400MBと高速なので、ゲームプレイなどには十分対応できる。

ONEXPLAYER mini CPU-Zの画面
ONEXPLAYER mini 16GBのメモリを搭載する
ONEXPLAYER mini GPU-Zの画面
ONEXPLAYER mini CrystalDiskInfoの画面
ONEXPLAYER mini CrystalDiskMarkのテスト結果。爆速ではないが、ゲームプレイには十分なスピードだ
ONEXPLAYER mini 本体に付属するACアダプターと、USB Type-C →Type-Cケーブル。ケーブル長は実測で約1.2mある他、ACアダプターは窒化ガリウム(GaN)の急速充電器のため65W出力ながら小型で、重量も約116gと軽い

 早速、ベンチマークテストで本気のパフォーマンスを見ていこう。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月06日 更新
  1. Surface RT「歴史的大失敗」の裏で何が? エプスタイン文書が示すMS元幹部の焦りと情報漏えい (2026年02月05日)
  2. Western Digitalがブランドを「WD」に統一 100TB超の大容量化とSSDに迫る高速化技術のHDDも開発中 (2026年02月04日)
  3. デスクの前に座ってプレイできないなら、“ポータブルゲーミングPC”という選択肢はアリ? 元Switchユーザーが「ROG Xbox Ally X」を試したら (2026年02月04日)
  4. 「VAIO SX14-R」の“ふるさと”見学記 ノジマグループ参画後も進化が続く“物作り” (2026年02月05日)
  5. 「GeForce NOW」のクライアントアプリにLinux版(β)登場 「Ubuntu」に対応 (2026年02月05日)
  6. フロッピー世代に刺さるレトロなデザインが魅力の「Trozk モバイルバッテリー TP09U」が19%オフの8080円に (2026年02月05日)
  7. 自宅のどこでも本格サウンドが楽しめる「Bose SoundLink Home Bluetooth Speaker」が3.3万→2.3万円に (2026年02月05日)
  8. TCL、“紙の質感”を重視した薄型軽量11.5型スマートノート (2026年02月04日)
  9. 外付け水冷2in1 PC「OneXPlayer Super X」の実機を見てきた TDP120Wの“爆速”AIワークステーション (2026年02月05日)
  10. アイ・オーがUSB接続スリムBD/DVDライターの新モデルを投入 TV/チューナーのHDDに録画した番組をダビングできるアプリ付きも選べる (2026年02月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年