グラフィックスカードを取り出すと、付属品の入った小箱を取り出せる。付属品は印刷物3枚と電源変換アダプターのみとシンプルだ。マニュアルは印刷物にあるQRコードをスマートフォンやタブレットのカメラで読み取って参照できる。PCで参照する場合は、QRコードの下にあるURLにアクセスすれば良い。
GeForce RTX 4090 Founders Editionは、3スロットを占有するフルサイズカードだ。具体的なサイズは約304(横)×137(縦)×61(厚さ)mmである。取り付けるマザーボードや収納するケースによってはカードの自重に耐えられない可能性もあるため、ステーを取り付けるためのネジ穴が隠されている。
ファンはカードの表裏に1基ずつの計2基構成だ。この点は従来のFounders Editionと変わりない。
パッケージやカードの「GEFORCE」ロゴは、従来モデルとは異なるフォントを採用している。個人的には、従来よりもシンプルで良いと思う。
GPU用の補助電源ピンは「12VHPWR規格」のものを1基搭載している。この規格はPCI Express 5.0において新規追加されたもので、大容量モデルを中心に変換アダプターなしで電力を供給できる電源も少しずつだが増えている。
とはいえ、12VHPWR規格のケーブル(プラグ)を持つ電源は普及途上なので、従来の8ピンの補助電源プラグとの変換アダプターも付属している。GeForce RTX 4090の仕様書では「8ピン×3」と書かれているのだが、GeForce RTX 4090 Founders Editionに付属している変換アダプターは8ピン×4という構成になっていた。余裕をもって使うには8ピン×4をつないでおいてほしい、ということなのだろうか……?
なお、GeForce RTX 4090 Founders Editionのグラフィックスカードパワー(想定消費電力)は450W、最小電源容量は850Wという設定となっている。
映像出力ポートは、HDMI×1+DisplayPort×3という構成だ。
GeForce RTX 4090 Founders Editionの“実力”をチェックするベンチマークテストは、後日改めてお伝えする。楽しみにしていてほしい。
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