3つの接続で安心! ASUS JAPANの最新キーボードとマウスを試して分かったこと(1/3 ページ)

» 2022年11月01日 13時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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 新型コロナウィルス感染症によるパンデミックにより、家の中での新しい過ごし方を求める、いわゆる「巣ごもり需要」が高まったが、コロナ禍が落ち着きつつある現在も高い水準を維持しているようだ。その巣ごもり需要で脚光を浴びたのが、PCゲームやモバイルゲームを中心としたゲーミング市場である。これに照準を合わせて、各社からゲーミングモニターやゲーミングキーボードなどのデバイスが多数発売されている。

 そのような中で、以前からROG(Republic of Gamers)ブランドでゲーミング市場に参入しているASUS JAPANが、独自の光学メカニカルスイッチを搭載したFPSゲーマー向けキーボード「ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe」、同じくゲーマー向けのマウス「ROG Keris Wireless AimPoint」を発売した。

 直販サイトのASUS Storeでの価格は、ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxeが2万4980円、ROG Keris Wireless AimPointが1万3980円(いずれも税込み、送料別)となっている。

ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe 「ROG Keris Wireless AimPoint ASUS JAPAN キーボード マウス ASUS JAPANの「ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe」(左)と「ROG Keris Wireless AimPoint」(右)

ROG独自の「ROG RX REDオプティカルメカニカルスイッチ」を採用

 まず、ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxeだが、キーボード横でマウス操作をしやすいテンキーレスの80%サイズで、ゲーミングキーボードでは一般的なサイズだ。キーボードはUS配列のみで、JIS配列は用意されていない。ゲームでよく利用する左下のCtrlキーがShiftと同じ横に長いサイズになっているのが配列上の特徴になっている。

 ボディーサイズは約356(幅)×136(奥行き)×39(高さ)mm、重量は約854gだ。

ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe 「ROG Keris Wireless AimPoint ASUS JAPAN キーボード マウス テンキーレス仕様のROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe。左下のCtrlキーが大きくなっている

 接続はBluetooth、有線、そして専用の2.4GHz帯無線の3つを利用でき(トライモード接続)、上部にあるスイッチで切り替え可能だ。2.4GHz帯の無線は専用のUSBドングルを使い、レシーバーはキーボード上部に収納できるようになっている。Bluetoothは最大3台のデバイスとペアリングを行える。

ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe 「ROG Keris Wireless AimPoint ASUS JAPAN キーボード マウス Bluetooth、2.4GHz、有線接続を上部にあるスイッチで切り替え可能だ。2.4GHzのレシーバーもここに収納できる。有線接続時は付属のUSBケーブル(USB Type-C→USB Type-A)を利用する

 キースイッチは、ROG独自の「ROG RX REDオプティカルメカニカルスイッチ」を採用する。初期値は40gf、最大55gfとなっており、押し込むほど重くなっていくリニアストロークタイプだ。入力開始時が少し重いが、それ以外はCherry MXの赤軸と似たような特性になっている。ただし、作動点が1.5mmと短く、素早い入力が可能となっている。

ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe 「ROG Keris Wireless AimPoint ASUS JAPAN キーボード マウス キーストロークは約4mmで、1億回のキー入力に耐えるという
ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe 「ROG Keris Wireless AimPoint ASUS JAPAN キーボード マウス キースイッチはROG独自のROG RX REDオプティカルメカニカルスイッチを備える。キーキャップも専用になっている
ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe 「ROG Keris Wireless AimPoint ASUS JAPAN キーボード マウス キーボードの角度は、底面のスタンドで2段階に調整できる

 この他、ゲーム中に意図せずWindowsキーに触れてゲームの邪魔をしてしまわないようにWindowsキーをロックしたり、デスクトップ上のウインドウをまとめて最小化し、かつ音声をミュートしたりできるステルスキーも備えている。

ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe 「ROG Keris Wireless AimPoint ASUS JAPAN キーボード マウス F12キーがステルスキーとなっており、全てのウインドウの最小化およびミュートを行える

 なお、付属のリストレストはマグネットでキーボード本体に貼りつく仕様になっている。さほど磁力が強いわけではないが、使っているうちにずれてしまうといったことはないだろう。

ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe ROG Keris Wireless AimPoint ASUS JAPAN キーボード マウス 付属のリストレストはマグネット着脱式だ。磁力は弱いが、簡単にずれてしまうこともない。リストレストのサイズは約356(幅)×75(奥行き)×21(高さ)mmだ

 ちなみに、内蔵バッテリーによる駆動時間は2.4GHz帯接続/LEDライティングオン時で最長約76時間、Bluetooth接続/LEDライティングオフ時で最長約145時間となっている。

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