ソニーは12月1日、約27型のゲーミング液晶ディスプレイ「INZONE M3」を発売する。税込みの想定販売価格は8万6000円前後を見込んでいる。
INZONE M3は、ソニーのゲーミングブランド「INZONE」から発売される液晶ディスプレイの第2弾となる。第1弾で発売済みの「INZONE M9」とボディーは共通で、液晶パネル回りの仕様が異なる。
液晶パネルのスペックは以下の通りとなっている。なお、出荷時にカラーキャリブレーションも行われる。
INZONE M9が「4K対応のRPGをキレイな映像で落ち着いてプレイできるようなチューニング」(担当者)になっているのに対して、M3は「FPS(一人称視点のシューティング)ゲームのプレイに最適な仕様」(同)となっている。
入出力ポート類は以下の通りで、INZONE M9と同様だ。
PlayStation 5と接続した場合は付加機能として「オートHDRトーンマッピング」と「コンテンツ連動画質モード」も利用できる。
USBのダウンストリーム端子は、自動的に接続先デバイス(ホスト)を切り替える「オートKVMスイッチ」にも対応している。スピーカーは2W出力のものを2基搭載している(ステレオ構成)。
ボディーサイズは、スタンド装着時が約61.5(幅)×47.9(高さ)×24.8(奥行き)cm、スタンド非装着時が約61.5(幅)×36.3(高さ)×7.3(奥行き)cmとなる。付属のスタンドは画面のチルトと高さ調整に対応する。消費電力は103Wだ。
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