ドスパラの一部店舗では、さまざまなデバイスを接続して試せる「フィッティングルーム」が展開されている。この点は富士青葉店も同様なのだが、改善ポイントもある。
まず、机上にUSBハブを設置することで、USBデバイスを接続しやすくした。加えて、Elgatoの「Stream Deck」も設置することで、ゲームアプリの起動や音量調整をワンタッチでできるようになった。
Stream Deckは配信者がよく使うデバイスの1つで、1つ1つのボタンに「アプリの起動」「マクロの実行」などを割り当てることで便利に使えることが特徴だ。
新しく加わったりパワーアップしたりした展示がドスパラ富士青葉店の魅力だが、ケースファンの「風量体感展示」や、ドスパラが進めている「DeepCool」製品で組み上げた自作PCの実機展示など、「ああ、ここはドスパラなんだ」と分かる“定番展示”もしっかりとある。
実店舗の強みは、やはり「見て触れる」点にある。このような展示はぜひ将来に渡って続けてほしいと思う。
さて、オープン後の店内の話に戻ろう。多くの人が完成品PCやPCパーツを見ていたが、サードウェーブのオリジナルゲーミングPC「GALLERIA」のデスクトップモデルを指名買いでしている人など、事前に買うものをある程度決めた上で来店している人が多いようだった。
オープン特価品として用意されていた商品の中には、事前の整理券配布の段階で“売り切れ”となったものも少なくなかったようである。朝早くから並んだ人はチラシを頼りに来ている人がほとんどだったのかもしれない。
ちなみに、整理券配布の時点で売り切れていたのは、Ryzen 5 5600X(税込み2万4000円)、キオクシアのPCI Express 3.0接続SSD「EXCERIA PLUS G2」の1TBモデル(税込み9250円)、ウエスタンデジタルのHDD「WD Blue」の8TBモデル(WD80EAZZ:税込み9980円)、Razerのゲーミングヘッドセット「Kraken Ultimate7.1」(税込み8000円)などだった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.