コンバーチブルタイプの14型2in1モデル「ThinkPad X1 Yoga」はGen 8(第8世代)となった。ボディーは2022年モデル(Gen 7)と同様のアルミニウムボディーで、“中身”のブラッシュアップを図っている。米国における最小構成の想定販売価格は1859ドル(約24万5800円)だ。
CPUは最新のCoreプロセッサとなっている。全モデルがIntel Evoプラットフォームに準拠する他、搭載するCPUによってはIntel vProにも対応する。
メインメモリはLPDDR5規格で、X1 Carbonと同様に最大64GBまで搭載できるようになった(増設/換装不可)。ストレージはPCI Express 4.0接続のSSDで、カスタマイズモデルでは2TBのモジュールを選択できる。プリインストールOSはWindows 11またはUbuntuで(Ubuntuは一部の国/地域のみ)。Windows 11 Proのライセンスを使ったWindows 10 Proのプリインストール構成も用意される。
ディスプレイはタッチ操作とペン入力に対応する14型(アスペクト比16:10)パネルとなる。CTOモデルでは以下の仕様を選択可能で、いずれの構成でも本体に収納できるデジタイザーペン(充電式)が付属する(★印が付いているものは「Eyesafe」認証を取得したブルーライトカット機能を搭載)。
ディスプレイの上部にはフルHD(1920×1080ピクセル)撮影と顔認証に対応するWebカメラを搭載している。CTOモデルでは「顔認証機能+コンピュータビジョン付き(MIPI接続)」も選択可能だ。
外部ポート類は、左側面にThunderbolt 4(USB4)端子×2、USB 3.0 Type-A端子とHDMI出力を、右側面にイヤフォン/マイクコンボジャック、nanoSIMスロット(LTE/5G対応構成のみ)とUSB 3.0 Type-A端子(常時給電対応)を備えている。Thunderbolt 4端子はUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力を兼ねる。
ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(※1)とBluetooth 5.1に対応する。CTOモデルではオプションでモバイル通信(LTEまたは5G+LTE、共にeSIM対応)も搭載可能だ。別途アプリをインストールしておけば、Tileアプリで本体を探すこともできる。電源ボタンには指紋センサーも備えている。
ボディーサイズは約314.4(幅)×222.3(奥行き)×15.53(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.38kgとなる。
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