クラムシェルタイプの13型モデル「ThinkPad X1 Nano」はGen 4(第4世代)となる。ボディーの基本設計は先代(Gen 3)と同様だが、パームレストとリアカバーに使われているマグネシウムの90%がリサイクル素材となっている。米国における最小構成の想定販売価格は1649ドル(約21万7900円)だ。
CPUは最新のCore Core i5/i7プロセッサとなる。全モデルがIntel Evoプラットフォームに準拠する他、搭載するCPUによってはIntel vProにも対応する。
メインメモリはLPDDR5規格で、最大16GBまで搭載できる(増設/換装不可)。ストレージはPCI Express 4.0接続のSSDで、カスタマイズモデルでは1TBのモジュールを選択可能だ。プリインストールOSはWindows 11またはUbuntuで(Ubuntuは一部の国/地域のみ)。Windows 11 Proのライセンスを使ったWindows 10 Proのプリインストール構成も用意される。
ディスプレイは13型のIPS液晶で、最大解像度は2160×1350ピクセル(アスペクト比3:2)、最大輝度は450ニトでsRGBの色域を100%カバーしている。CTOモデルではオプションでタッチ操作機能を追加することも可能だ。
ディスプレイの上部にはフルHD(1920×1080ピクセル)撮影と顔認証に対応するWebカメラを搭載している。CTOモデルでは「顔認証機能+コンピュータビジョン付き(MIPI接続)」も選択可能だ。
外部ポート類は、左側面にThunderbolt 4(USB4)端子×2とイヤフォン/マイクコンボジャックを備えている。Thunderbolt 4端子はUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力を兼ねる。
ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(※1)とBluetooth 5.1に対応する。別途アプリをインストールしておけば、Tileアプリで本体を探すこともできる。
ボディーサイズは、タッチ操作対応の有無によって以下の通り異なる。
最軽量構成の重量は、タッチ非対応構成で約966.5g、タッチ対応構成で約991.5gとなる。
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