レノボ・ジャパンは4月12日、ノートPC「ThinkPad」の2022年モデルを発表した。発売時期は製品によって異なり、一番早いモデルは4月12日から、一番遅いモデルは6月中旬をめどに受注を開始する。
なお、記事中の直販価格は全て税/送料込みの価格となっている。
ThinkPadの2022年モデルは、テレワークやオフィスワークを組み合わせる「ハイブリッドワーク」の普及を受けて以下の機能強化を行っている。
(※1)ThinkPad X13sはQualcommの同等技術「Qualcomm Voice Suite」を搭載
(※2)ソフトウェアをダウンロード/インストールした上で有効化手続きが必要
ThinkPadのフラグシップモデルとして位置付けられる「ThinkPad X1シリーズ」の新製品は以下の通り。全ての構成が「Intel Evoプラットフォーム」に準拠する見込みだ。
「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」は、クラムシェルタイプの「ThinkPad X1 Carbon」の第10世代だ。4月12日から順次受注を受け付ける予定で、最小構成時の標準価格は29万1500円となっている。
CPUは第12世代CoreプロセッサのPシリーズとUシリーズから選択可能だが、Uシリーズを搭載する構成は後日提供となる。メインメモリはLPDDR5規格で、容量は8GB、16GB、32GBから選べる。
ディスプレイは14型で、直販限定のカスタマイズ(CTO)モデルでは以下のパネルから選択できる。ただし、一部のパネルは後日提供となる。
オプションのモバイル通信モジュールは5G/LTE対応(Cat.20:eSIM付き)またはLTE対応(Cat 16:eSIMなし)のものを選べるが、5G/LTE対応モジュールは後日追加となる見通しだ。バッテリー駆動時間(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.2.0)は最大24.9時間となる。
「ThinkPad X1 Yoga Gen 7」は、X1 Carbonのコンバーチブル型2in1モデルとして登場した「ThinkPad X1 Yoga」の第7世代だ。4月12日から受注を受け付ける予定で、最小構成時の標準価格は30万9100円となる。
CPUは第12世代CoreプロセッサのPシリーズとUシリーズから選択可能だが、Uシリーズを搭載する構成は後日提供となる。メインメモリはLPDDR5規格で、容量は8GB、16GB、32GBから選べる。
ディスプレイは14型で、CTOモデルでは以下のパネルから選択できる。ただし、一部のパネルは後日提供となる。
モバイル通信モジュールは、5G/LTE対応(Cat.20:eSIM付き)またはLTE対応(Cat 16:eSIMなし)のものを選べるが、5G/LTE対応モジュールは後日追加となる見通しだ。バッテリー駆動時間(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.2.0)は最大24.1時間となる。
「ThinkPad X1 Nano Gen 2」は、2021年に追加された13.5型クラムシェルモデル「ThinkPad X1 Nano」の第2世代だ。CTOモデルの受注は5月下旬から受け付ける予定となっている。
CPUは第12世代CoreプロセッサのPシリーズとなる。X1 Carbon/Yogaよりもコンパクトなモデルにもかかわらず、比較的強力なPシリーズのみとしたのは「『よりパワフルなコンパクトモデルがほしい』というユーザーからの要望をフィードバックした結果」だという。メインメモリはLPDDR5規格で容量は16GBだが、Core i7構成のみ32GBも選択可能だ。
ディスプレイは13.5型IPS液晶で、解像度は2160×1350ピクセル(アスペクト比3:2)となる。CTOモデルではタッチセンサーの有無を選択できる。
「ThinkPad X1 Extreme Gen 5」は、外部GPUを搭載するクラムシェルタイプの16型モデルだ。ThinkPad X1シリーズの中ではパフォーマンスモデルという位置付けで、CTOモデルの受注は6月上旬に始まる予定となっている。
CPUは第12世代CoreプロセッサのHシリーズで、CTOモデルでは外部GPUを以下の中から選択できる。
16型IPS液晶で、CTOモデルでは以下のパネルを選べる。ただし、一部のパネルは後日提供となる。
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