レノボ・ジャパンが4月12日、フラグシップノートPCの1つ「ThinkPad X1 Carbon」のGen 10(第10世代、2022年モデル)を発表した。7月21日現在の最小構成の税込み直販価格は19万2280円(※1)となっている。
Gen 10は、最新の第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)のPシリーズまたはUシリーズを採用している。Pシリーズを選ぶと、最大で14コア20スレッドの「Core i7-1280P」を選ぶことも可能だ。
この記事では、Core i5-1250Pを搭載する構成のパフォーマンスをベンチマークテストを通してチェックしていく。
(※1)製品情報サイトでは24万5905円からとなっているが、これは最小構成ではなく“推奨構成”の価格なので注意が必要
先述の通り、今回レビューするThinkPad X1 Carbon Gen 10は「21CB-S00T00」という固定構成モデルとなる。主な仕様は以下の通りだ。
ThinkPadの場合、一部のパーツをマルチベンダー化しているため、ロットによって異なるメーカー(あるいは品番)の部材を採用していることがある。その典型例がSSDだが、今回レビューする個体では韓国SK hynix製の「HFS256GDE9X081N」を搭載していた。過去にレビューした「ThinkPad X1 Carbon Gen 9(20XW-0013JP)」と同じものだ。
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