軽量ゲーミングマウスを手掛けるFinalmouseが、ディスプレイ付きメカニカル有線キーボード「Centerpiece」のティーザーを公開した。価格は349ドルで、2023年初旬に発売予定としている。
キーキャップが部分が、有機ELディスプレイになっているキーボードはこれまでもいくつかあったが、Centerpieceはキースイッチの下部全面がディスプレイになっている。2つの特許と長年開発していたLaminated DisplayCircuit Glass Stack(LDGS)によって実現したという。
映像を透過するため、キースイッチやキーキャップも透明になっており、キースイッチはGateronと共同開発したとのことだ。
PCの映像をそのまま表示できるわけではなく、専用のスキンを用意する必要がある。Unreal Engine 5で作られたキー入力に反応するインタラクティブなスキンにも対応。キーボード側にCPUとGPUを搭載しており、PCに負荷はかからないとしている。
また、スキンはユーザーが作成でき、Steamで配布されるアプリからダウンロードも可能だ。作成したスキンの販売も可能になるとのこと。
ワールド化成は12月20日、家庭向けゲーム専門ブース「GAME基地」を発売した。デスクのみが22万4000円(防音材無しで15万2000円)、デスク+サイドラックが33万4000円(防音材無しは20万4000円)、フルセットが51万2000円(防音材無しは32万2000円)だ(税込み、以下同様)。
インターネットアンケートの結果、週11時間以上オンラインゲームをプレイする人の3人に1人が回りの音が気になるという悩みを持っており、そのうち2人に1人はその原因でプレイミスをしたことがあるという。このため、プロのeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」の監修を受け、最適な空間をこだわり抜いて作ったとしている。
軽量な段ボール素材をベースに、特注の黒色の吸音&防音材を全面に採用。空間内の音、視覚のノイズを徹底除去した。吸音&防音材の効果により、周辺への音漏れも約30%削減できる。また、紙の合板KAMIITA(かみいた)と金属を使っており、住宅建材として使える耐久性も有している。
GAME基地内にはディスプレイを2枚配置できる他、ディスプレイアームの取り付けも可能だ。熱を考慮し、PC本体はGAME基地の外に配置できる。また、室内排熱のためのファンも備える。
組み立て自体は大人2人で約4時間かかるという。購入時に、組み立てオプション(7万3000円)を依頼することも可能だ。
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