Fire TV Stickを直接装着できてDisplayPortも備えたレア仕様 センチュリーのモバイルディスプレイを試すモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

» 2023年01月13日 14時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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HDMIもしくはDisplayPortで接続 ボタンの操作性はいまひとつ

 では実際に使ってみよう。まずは給電用のUSBケーブルもしくはACアダプターをつないだ後、HDMIケーブル(もしくは別売のDisplayPortケーブル)を接続すると、本体に映像が表示される。USB Type-Cではないので、映像信号伝送用のケーブルに加えて必ず給電用のケーブルないしはACアダプターが必要になる点は注意したい。

 フルHD対応ゆえ、画面は小型ながらもクオリティーは高めだ。ベゼルはつや消し、画面はグレア調という珍しいコンビネーションだが、このあたりは好みにもよるだろう。なお視野角の広さは本製品の(というよりもAHVA方式の)特徴のはずだが、見た限りではいまいちピンと来なかった。

 ちなみに映像信号の入力元は、スライドスイッチで選択する。複数の入力ソースを持つ製品は、入力信号を検知した時点で自動的にそちらに切り替わるか、もしくはOSDメニュー上で選択する仕組みであることが多く、物理スイッチで切り替える仕組みは珍しい。

 これらのポートとスライドスイッチは本体側面ではなく、一段下がった背面寄りに配置されているため、ノートPCの真横に並べて設置した場合も、ケーブルが干渉しにくい。地味ながら本製品のメリットの1つだ。

センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 HDMIケーブルで接続したところ。電源はUSBケーブルもしくはACアダプターから給電する
センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 レノボ・ジャパンの14型モバイルPC「ThinkPad X1 Carbon(2019)」と並べたところ。画面は11.6型だが、ベゼルが太いのでボディーの面積は実質13.3型クラスに近い
センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 斜め方向から見ると、画面がやや暗くなる傾向がある
センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 背後から見たところ。ケーブルはボディー側面ではなく背面寄りに挿すので、ノートPCの真横に並べても干渉しない
センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 ノートPCと背中合わせにしたところ。プレゼン利用時はこのスタイルになるが、画面の小ささはやや気になる
センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 ベゼルは実測で上が22.5mm、左右が23.5mmとかなり幅がある

 続いて、OSDメニューについて見ていこう。OSDメニューを操作するためのボタンは4つあり、いずれも背面右、前述のポートやスライドスイッチから見て真上にあたる位置に並んでいる。

 最近のモバイルディスプレイは、コストダウンのためになるべくボタン数を少なく済ませようとしている製品が多く、その点本製品は無理なく操作できる……と言いたいところなのだが、実際に使ってみるとあまりその恩恵は感じない。むしろその逆だ。

 というのも、本製品の4つのボタンは全て形状が同一で、指先での判別がつきにくいことから、目視なしで押そうとすると誤操作を多発する。せめて最上部のMENU/ENTERキーだけでも、ボタンサイズが一回り大きいか、あるいは質感が異なるかで指先で判別できれば分かりやすかったのにと思う。

センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 ボタンは計4つある。その下には、入力ソースを手動で切り替えるスライドスイッチが用意されている。これも珍しい仕様だ
センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 OSDメニューを表示したところ。小さい画面ながらPIPにも対応する
センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 音量については、OSDメニュー経由ではなくダイレクトに操作できる

 ちなみに、本製品は背面スタンドを外して90度回転させた状態で取り付けることもできるが、脚の長さが足りず、画面が上向きになってしまう。真上に挿したケーブルが引っ張られて転倒する恐れもあるので、縦向きでの利用はあまりお勧めしない。どうしても縦向きに使いたければ、付属のスタンド以外で立てる方法を模索した方がよいだろう。

センチュリー 11.6型 モバイルディスプレイ LCD-11600FHD4 スタンドを90度回転させた状態で取り付ければ縦置きも可能だが、この写真の角度よりも直立させることができず、上部から突き出たケーブルで引っ張られて不安定なため実用性は低い

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