本体上部にUSB 3.0 Type-AポートとUSB4(USB Type-C)ポート、3.5mmのイヤフォンジャックがあり、底面にUSB4(USB Type-C)ポートが配置されている。USB4はUSB Power DeliveryとDisplayPort Alternate Modeにも対応し、対応モデルを使えばデュアルディスプレイも実現できる。
8型のONEXPLAYERは2基の冷却ファンを備えていたが、本機では1基となり背面に設けられている穴から給気し、天面の排気口で熱を排出する仕組みだ。そのおかげか、ONEXPLAYERよりも静音性はアップしている。
なお、ONEXPLAYERシリーズには「ONEDOCKING」というドッキングステーションが別売(9790円)で用意されている。これに接続すれば、1基のUSB Type-Cと3基のUSB 3.0 Type-Aポート、4K出力をサポートするHDMI出力、有線LANを利用できる。
普段は本体のみを持ち歩いて、帰宅したらドッキングステーションと合体し、ドッキングステーションに接続した外部ディスプレイ、マウスやキーボードを利用すれば小型のデスクトップPCとしても利用可能だ。オフィスアプリなどを利用する分には申し分ないパワーを持っているので、会社のポリシーが許せば自宅と会社の両方で使うというのもアリだろう。
ここからは各種ベンチマークテストなどにより、Ryzen版の性能を見ていこう。
まずストレージ回りだが、CrystalDiscMarkの結果は以下の通りだ。CrystalDiskInfoで見てもメーカーなどは不明だったが、シーケンシャルリードで毎秒3500MBと、十分な速度が出ている。
続いては、CPUの性能を測るCINEBENCH R23とPCの性能を測るPCMark 10の結果についても見ていこう。TDPは28Wの設定で測定しているが、結果を見るといずれのスコアも従来モデル(Core i7-1195G7搭載のONEXPLAYER mini)を上回っているのが分かる。
続いて、ゲームタイトルでのテストをチェックする。
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