Appleは3月28日、クラシック音楽のストリーミングサービス「Apple Music Classical」を開始した。Apple Musicのサービス内で提供し、最大24bit/192kHzの音質で500万曲以上を聞けるという。対応iOSは15.4以上で、Android版は近日公開予定。ただし、日本、中国、ロシア、韓国、台湾、トルコでの提供は後日となる。
曲目に応じて異なるオーケストラや指揮者、ソリストの音源を収録しており、バッハの「BMV」(バッハ作品目録)やモーツァルトの「K」(ケッヘル番号)のように、作品だけでなく作曲家、作品番号、指揮者、アーティスト、通称、楽器などさまざまなキーワードを組み合わせて検索できる。
この他、作品名やオーケストラ、録音年などの情報が分かるように構成しており、視聴者個人のライブラリではアルバム、楽曲、プレイリスト、アーティストの他、作品、作曲者、録音といったカテゴリーを追加できる。
エディターによる700以上のプレイリストも作成。エディターが選んだ作品と音楽の歴史やクラシック用語を解説する「The Story of Classical」を聞ける他、音楽に詳しいユーザー向けに1曲ごとの音声解説も聞ける。また毎週「Hidden Gems」と題して隠れた作品を紹介する。
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