若者向け「ASUS Vivobook」の2023年春夏モデルが一挙登場 エントリーからクリエイター／カジュアルゲーマーまで幅広くカバー（2/2 ページ）

[井上翔，ITmedia]

他のモデルも一気に刷新！

　ここまで、クリエイターの利用を想定した「Pro」モデルを紹介してきたが、他のVivobookもパワーアップしている。簡単に紹介しょう。

Vivobook 14／15 OLED／16／17（4月26日から順次発売）

　「Vivobook 14（X1405VA）」は14型液晶ディスプレイ、「Vivobook 15 OLED（X1505VA）」は15.6型有機ELディスプレイ、「Vivobook 16（X1605VA）」は16型液晶ディスプレイ、「Vivobook 17（X1705VA）」は17.3型液晶ディスプレイを搭載するメインストリームノートPCだ。カラーはVivobook 17（X1705VA）以外はインディーブラックのみ、Vivobook 17（X1705VA）はクワイエットブルーのみとなる。

　CPUは第13世代CoreプロセッサのUシリーズまたはHシリーズで、日本ではVivobook 14（X1405VA）は5モデル、Vivobook 15 OLED（X1505VA）は3モデル、Vivobook 16（X1605VA）は4モデル、Vivobook 17（X1705VA）は2モデルが展開される。発売日はモデルによって異なり、最も近いもので4月26日から販売が始まる。最廉価モデルの想定販売価格は以下の通り。

• Vivobook 14（X1405VA）：10万9800円
• Vivobook 15 OLED（X1505VA）：12万9800円
• Vivobook 16（X1605VA）：10万9800円
• Vivobook 17（X1705VA）：12万9800円

Vivobook 14（X1405VA）の実機。ディスプレイは1920×1200ピクセルの14型TFT液晶となる

Vivobook 15 OLED（X1505VA）の実機。ディスプレイはフルHD（1920×1080ピクセル）の15.6型有機ELとなる

Vivobook 16（X1605VA）の実機。ディスプレイは1920×1200ピクセルの16型TFT液晶となる

Vivobook 17（X1705VA）のみ、ボディーカラーはクワイエットブルーとなる。ディスプレイはフルHDの17.3型TFT液晶となる

Vivobook 14X／16X（外部GPU付き）（4月21日から順次発売）

　「Vivobook 14X（K3405VC）」は14型液晶ディスプレイ、「Vivobook 16X（K3605）」は16型液晶ディスプレイを搭載しており、外部GPUによってクリエイティブユースにもできるようになっている。カラーはインディーブラックのみとなる。

　CPUは第12／第13世代CoreプロセッサのHシリーズ、外部GPUはGeForce RTX 20／30／40 Laptopとなる。日本ではVivobook 14X（K3405VC）は2モデル、Vivobook 16X（K3605）は7モデルから選択可能だ。発売日はモデルによって異なり、最も近いもので4月21日から販売が始まる。最廉価モデルの税込み想定販売価格は以下の通り。

• Vivobook 14X（K3405VC）：17万9800円
• Vivobook 16X（K3605）：13万9800円

Vivobook 16X（K3605）の実機。この機種はCPUと外部GPUの組み合わせから7モデルが用意されており、価格設定や発売予定時期にもばらつきがある

Vivobook 15X／16X（外部GPUなし）（4月28日から順次発売）

　「Vivobook 15X（K3504）」は15.6型液晶ディスプレイ、「Vivobook 16X（K3604）」は16型液晶ディスプレイを搭載するモデルで、前項で紹介したものとは異なり外部GPUを搭載していない。カラーはインディーブラックのみとなる。

　CPUは第12／第13世代CoreプロセッサのUシリーズまたはPシリーズで、日本ではVivobook 15X（K3504）は8モデル、Vivobook 16X（K3604）は6モデルから選択可能だ。発売日はモデルによって異なり、最も近いもので4月28日から販売が始まる。最廉価モデルの税込み想定販売価格は以下の通り。

• Vivobook 15X（K3504）：9万9800円
• Vivobook 16X（K3604）：同上

Vivobook 15X（K3504）の実機。ディスプレイは1920×1200ピクセルの15.6型TFT液晶となる

Vivobook 16X（K3604）の実機。ディスプレイは1920×1200ピクセルの16型TFT液晶となる。パッと見の外観では、外部GPU付きモデル（K3605）との大きな違いは見られない

Vivobook Goシリーズ（5月中旬以降発売予定）

　「Vivobook Go 14（E1404FA）」は14型液晶ディスプレイ、「Vivobook Go 15（E1504FA）」は15.6型液晶ディスプレイ、「Vivobook Go 15 OLED（E1504FA）」は15.6有機ELディスプレイを搭載するコストパフォーマンス重視モデルだ。ボディーカラーはクールシルバーとミックスブラック（OLEDモデルを除く）の2つを用意している。

　APUはAMDのRyzen 7020シリーズ（Zen 2アーキテクチャ）で、日本ではVivobook Go 14（E1404FA）が2モデル、Vivobook Go 15（E1504FA）が3モデル、Vivobook Go 15 OLED（E1504FA）が1モデルから選べる。いずれも5月中旬以降の発売を予定しており、最廉価モデルの税込み想定価格は以下の通りとなる。

• Vivobook Go 14（E1404FA）：7万4800円
• Vivobook Go 15（E1504FA）：同上
• Vivobook Go 15 OLED（E1504FA）：8万9800円

Vivobook Go 14（E1404FA）のミックスブラックの実機。ディスプレイはフルHDの14型TFT液晶となる。なお、この展示モデルはテンキーとしても利用できるタッチパッド「NumberPad」を備える構成だ

Vivobook Go 15 OLED（E1504FA）の実機。「OLED」の付かない液晶ディスプレイモデルとは異なり、ボディーカラーはクールシルバーのみとなる。OLEDモデルのディスプレイは、フルHDの15.6型有機ELとなる

Vivobook S 14 Flip（5月下旬以降発売予定）

　「Vivobook S 14 Flip（TN3402YA）」は、フリップ（コンバーチブル）式の14型2in1ノートPCだ。

　日本ではRyzen 7 7730U（2GHz〜4.5GHｚ／8コア16スレッド）、16GBメモリ（DDR4-3200規格）、512GB SSD（PCI Express 3.0接続）を搭載する1モデルを5月下旬以降に発売する予定となっている。税込みの想定販売価格は12万9800円だ。

Vivobook S 14 Flip（TN3402YA）は、タッチ操作／ペン入力対応で1920×1200ピクセルの15.6型液晶ディスプレイを搭載している。ペン操作用の「ASUS Pen 2.0」は別売となる

コンバーチブル式なので、写真のようにテントスタイルで使うことも可能だ

Vivobook 13 Slate OLED（5月12日から順次発売予定）

　「Vivobook 13 Slate OLED（T3304GA）」は、スレートタイプ（キーボード着脱式）の13.3型2in1ノートPC（タブレットPC）だ。CPUはEコアのみ備えるCore i3-N-300（最大3.8GHz／4コア4スレッド）で、メインメモリはLPDDR5-4800規格の8GB、ストレージは256GBのUFSを備える。

　日本では付属するオフィススイートの異なる2モデルが展開される予定で、5月12日から順次販売が始まる見通しだ。WPS Office 2 Standard Editionが付属する構成の税込み想定販売価格は11万9800円となっている。

Vivobook 13 Slate OLED（T3304GA）の実機。ディスプレイはタッチ操作／ペン入力対応でフルHDの13.3型有機ELで、「手頃な価格で有機ELディスプレイの鮮やかさ」を体験できることが魅力だ（ASUS Pen 2.0は別売）

スレート式なので、キーボードと背面カバーを切り離せば純粋なタブレットPCとして運用できる。インカメラは顔認証ユニット付きなので生体認証も可能だ

Vivobook S 15 OLED BAPE Edition（詳細は後日発表予定）

　今回の発表には含まれていないが、ASUSは日本発祥のファッションブランド「A Bathing Ape」とのコラボレーションモデル「Vivobook S 15 OLED BAPE Edition（K5504）」の発売を決定している。

• →ASUS Vivobook S BAPE Edition

　このモデルは日本での発売も予定されているが、詳細については後日改めて発表するという。

発表会場にはVivobook S 15 OLED BAPE Edition（K5504）とパッケージが参考出展されていた。詳細は後日改めて発表されるという

（取材協力：ASUS JAPAN株式会社）