ジャスト1kgの「Zenbook S 13 OLED UX5304VA」は環境にも配慮した第13世代Core搭載スリムモバイルPCだった(3/3 ページ)

» 2023年04月21日 13時00分 公開
[マルオマサト,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

第12世代Core搭載機から順当に進化したパフォーマンスを実証

 ベンチマークテストの結果を見よう。特に言及がないかぎり、MyASUSユーティリティーのファン動作モード設定は「パフォーマンス」、Windowsの電源設定は「最適なパフォーマンス」を選択している。参考として、2022年にレビューした日本HP「HP Elite Dragonfly G3」(Core i7-1255U搭載)、2018年に発売された旧世代のビジネスPC(ThinkPad T480s)のスコアも掲載している。

テストに利用した環境 テストに利用した環境

 CINEBENCH R23のスコアは、CPUスコアが7602pts、CPU(シングルコア)が1807ptsだった。Core i7-1255Uを搭載した比較対象に対して順当にリードしている。CPUのポテンシャルはきっちり発揮できているといえるだろう。

 その他の定番ベンチマークテストについても、やはりCore i7-1255U搭載の比較対象に比べて、順当に優勢だ。しっかりCPUのポテンシャルを引き出していることが分かる。Core i5-8250U搭載の旧世代PCに対しては完全に圧倒している。

CINEBENCH R23のスコア比較 CINEBENCH R23のスコア比較。CPU、CPU(シングルコア)とも比較対象を上回っている
PCMark 10のスコア比較 PCMark 10のスコア比較。全項目で比較対象を上回っている
PCMark 10/Modern Office Battery Lifeのスコア PCMark 10/Modern Office Battery Lifeのスコア(画面輝度は50%)。このテストはMyASUSの動作モードは「スタンダード」、Windowsの電源設定は「トップクラスの電力効率」を選択している。残量100%から2%まで13時間8分と、公称値に近い時間駆動した
CrystalDiskMark 8.0.4(ひよひよ氏・作)のスコア比較 CrystalDiskMark 8.0.4(ひよひよ氏・作)のスコア比較。PCI Express 4.0 x4対応SSDを搭載しているだけあって、優秀なスコアだ
3DMarkのスコア比較 3DMarkのスコア比較
FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル/ノートPC標準/フルスクリーン)のスコア比較 FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル/ノートPC標準/フルスクリーン)のスコア比較

放熱設計も非常に優秀で静音運用も可能

 動作音については、MyASUSユーティリティーで選択できる3種類のモード全てを試した。パフォーマンスモードでは負荷に敏感に反応し、かなりノイジーな印象だが、スタンダードモードなら高負荷時もマイルドな動作音だ。ウィスパーモードでは高負荷時もアイドル時とほとんど変わらない。

 PCMark 10とFINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマークについてはモード別のテストも実行したが、ビジネス用途であればウィスパーモードでも十分なくらいだろう。

 発熱はキーボードの中央奥あたりを中心に高くなるが、手がよく触れるパームレストの発熱はしっかり抑えられている。

モード別のシステムの動作音 モード別のシステムの動作音。暗騒音30.9dB、室温24度、本体手前5cmの距離で測定
モード別のPCMark 10スコア モード別のPCMark 10スコア
モード別のFINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル/ノートPC標準/フルスクリーン)のスコア モード別のFINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル/ノートPC標準/フルスクリーン)のスコア
FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマークのテスト終了直前にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温24度) FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマークのテスト終了直前にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温24度)

洗練された使い勝手とエンタメ性能の高さが魅力の軽量モバイルPC

 Zenbook S 13 OLED UX5304VAは、とても完成度の高いモバイルPCだ。ジャスト1kgの薄型軽量かつ頑丈なボディー、パワフルなパフォーマンス、長時間のバッテリー駆動時間を備え、入力環境や接続性も文句のない内容で、放熱性能にも余力が感じられる。電力効率の進化を、使用感の向上にしっかり振り分けていると感じる。

 また、鮮やかで精細な有機ELディスプレイ、パワフルなサウンドなど、エンタメ適性の高さも兼ね備えている。在宅ワークに加えて、動画配信サービスやブラウザベースのゲームなどエンタメコンテンツを楽しみたい人にはぴったりの製品だろう。

Zenbook S 13 OLED UX5304VAの特徴 Zenbook S 13 OLED UX5304VAの特徴
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  4. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  5. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー