Googleは4月18日(現地時間)、デスクトップ向けChromeブラウザのStable(安定)版をアップデートした。Windows向けは112.0.5615.137/138、Macは112.0.5615.137 、Linuxでは112.0.5615.165となる。
今回のリリースは、8件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応したセキュリティアップデートとなっている。このうち、CVE番号が公開されているのは5件で、深刻度は4件が「High」、1件が「Medium」となっている。
中でも、CVE-2023-2136(グラフィックスライブラリSkiaの整数オーバーフロー)に関しては、既に脆弱性を利用したエクスプロイト(攻撃コード)が確認されており、早急なアップデートが必要だ。
VideoLAN Organizationが、「VLCメディアプレイヤー」でNVIDIAの「RTX Video Super Resolution」に対応した特別版「VLC 3.0.19 RTX Vetinari」をリリースした。
通常のVLCからブランチした特別版になっており、GeForce RTX 30/40シリーズを使用している環境では、ビデオ超解像技術「RTX Video Super Resolution」を利用できる。これはNVIDIA TensorコアとAI画像処理技術を組み合わせ、高解像度ディスプレイで再生される1080p動画を4K相当にアップスケーリングするという技術だ。
これまで、ChromeやEdgeなどのブラウザでストリーミングしている動画でしか利用できなかったが、VLCが対応することでローカル環境でも利用可能となる。
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