うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、5月14日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Googleは5月16日(現地時間)、「無効なGoogle アカウントに関するポリシー」を更新し、2年以上使用されていないアカウントは無効とみなすと発表した。そのアカウントとコンテンツ(Gmailやドライブ、Meet、カレンダー、Google フォトなど)は削除する場合があるとしている。
同社によると長期間使用されていないアカウントは、アクティブなアカウントと比べて2要素認証が設定されている可能性が10倍低く、アカウントの乗っ取りやスパムの踏み台などに悪用される可能性も高くなっている。このリスクを軽減するのがポリシー変更の目的だとしている。
ポリシー自体は即日発効されているが、アカウントの削除を開始するのは最も早くて2023年12月になるとしている。また、突然削除されるわけではなく、対象のアカウントにはメールと回復用メールの両方に、数カ月にわたって複数の通知を行うとしている。
なお、以下のようなアカウントに関しては例外として、2年以上使用されていなくても有効なアカウントとみなされる。
また、ポリシーに記載はないが、現時点ではYouTube動画を含むアカウントの削除予定はないとのことだ。
Microsoftは5月16日(現地時間)、「Microsoft Defender ウイルス対策」プラットフォームの更新プログラム「KB5007651 (バージョン 1.0.2303.27001)」に問題が見つかったとして、更新プログラムの提供を停止した。ブルースクリーン(BSOD)でエラーが発生したり、一部のゲームやアプリを開こうとした際にデバイスが再起動したりすることがあるとのことだ。
このKB5007651は、3月末に配信されていたMicrosoft Defenderの更新プログラム「KB5007651 (バージョン 1.0.2302.21002)」で発生していた「ローカルセキュリティ保護がオフになっている」という警告が繰り返し表示されるという問題に対応した更新プログラムだ。
バージョン 1.0.2303.27001をインストールしていて、ブルースクリーンや再起動などの不具合が発生した場合には「カーネルモードのハードウェア強制スタック保護」を無効にする必要がある。
具体的には下記の通りだ。
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