Googleから新たに登場した10.95型のAndroidタブレット「Pixel Tablet」は、付属の充電スピーカーホルダーに取り付けることで、スマートディスプレイとして利用できることが大きな特徴だ。
装着後の外観は同社のスマートディスプレイ「Google Nest Hub」とそっくりで、見方を変えればGoogle Nest Hubのディスプレイを取り外してタブレットとして使えるようにした製品、と言い換えることもできる。
では実際の使い勝手はどうなのだろうか。今回はメーカーから借用した機材を用い、Google Nest Hubとの相違を中心に、その使い勝手をチェックする。Google ストアの価格は税込み7万9800円だ。
充電スピーカーホルダーに装着した10.95型「Pixel Tablet」(右)。7型のスマートディスプレイ「Google Nest Hub」(左)と外観は酷似している。ボディーサイズは約258(幅)×169(奥行き)×8.1(厚さ)mmとなる本製品は、普段は一般的なAndroidタブレットだが、付属の充電スピーカーホルダーに取り付けると、ハブモードと呼ばれる専用のモードへと切り替わり、音声による呼びかけに応答したり、画面上に情報を表示したりといった、スマートディスプレイならではの動きをするようになる。
競合であるAmazonのFireタブレットは、本体を充電スタンドに載せることで、同社のスマートディスプレイ「Echo Show」に似た「Showモード」へと自動的に切り替わり、スマートディスプレイとして利用できる。今回のハブモードも、このShowモードと概念的にはよく似ている。
充電スピーカーホルダーのデザインも、Google Nest Hubの基部とそっくりのデザインで、同モデルの10型モデル「Google Nest Hub Max」の新モデルと言われても区別がつかない。
次に、Google Nest Hubとの違いを見ていこう。
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