炎天下が続くアキバ(秋葉原)は、取材当日(18日)も34度を超す酷暑(東京都千代田区の気象庁観測所で34.6度)だった。その中でも人の往来は激しく、外国人旅行者の姿も、2019年以前のようにすっかり珍しくなくなっている。
PCパーツショップでも「コロナ禍前の勢いが戻った感じです」といったコメントをよく聞いた。お盆期間の売れ行きはどこも上々だった様子だ。
特に人気があったと複数のショップで耳にしたのが、GeForce RTX 4070/4070 TiとRTX 3060搭載グラフィックスカードだ。「2023年のお盆は10万円級のカードでハイエンド構成を目指す人と、5万円前後でそこそこのゲーミング環境を構築する人が2極で多かった印象です」(TSUKUMO eX.)という。
以前から品薄傾向にあるGeForce RTX 3060搭載カードはもとより、RTX 4070/4070 Tiカードの在庫も少なくなっているショップが多く、反響の多さがうかがえる。
一方、今夏はマシンを一式買い換える動きが多いとの声もあった。パソコンSHOPアークは「グラフィックスカードは従来のものを使って、CPUやマザーなどを一新するという方も少なくありませんでした。ノートPCを含むBTOマシンもよく売れていて、満を持してマシン環境をアップグレードしに来た方が多い夏なのかなと感じています」と話していた。
続いて、売り場で気になったコーナーを見ていこう。
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