以上のように、全体をざっと見た限りでは、下部のベゼルの厚みこそ目立つものの、その薄さが醸し出すスタイリッシュさも含めて、非常に魅力的なモデルだ。中でもマグネット着脱式のスタンドは、他の製品にないギミックで、さらに持ち歩き用のスタンド兼用カバーが付属することで、さまざまな使い方に対応できる。
一方でネックとなるのは、そういった付属品が充実している反面、実売価格が7万6050円と高めなことだ。複数のスタンドが付属なのは実に魅力的だが、ダイレクトに価格に反映されるとなると、片方を削ってもう少し安くしてほしいと思うユーザーも少なくないはず。このあたりは実に難しいところだ。
発売当初からは価格が下がっているが、今後これらがどれだけこなれてくるかによって、製品の評価もまた変わってくると言えそうだ。
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