先週の新製品では、Lian LiのPCケース「O11D EVO XL」が目立っていた。ブラックとホワイトがあり、価格は4万円前後となる(税込み、以下同様)。
2022年2月に登場したE-ATX対応ケース「O11 Dynamic EVO」を約38%大型化し、拡張性を高めているのが特徴だ。標準で420mmラジエーターを前面と背面、天面に配置可能な容積を持ち、マザーボードの配置を反転させたり、フロントと左側面のシャシーを外して、各面の強化ガラスをL字で固定するピラーレス仕様にしたりもできる。
入荷したドスパラ秋葉原本店は「広々とした空間を使って、いろいろなアイデアを形にできるケースだと思います。サイズとトータルの重量を考えると置き場所に悩む人も少なくなさそうですが、そこをクリアすればもうかなり自由ですから」と高く評価していた。
なお、現在はO11 Dynamic EVOと併売しているショップが複数ある。「なるべく高さを抑えて自由度を高めたいという人には、2万2000円前後で買えるので有力候補だと思います」(TSUKUMO eX.)という。
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